犬｢いい心意気だねー｣ ページ38
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栗「………やば……」
いつの間にか失ってた意識を取り戻して時計を見ると、1時間程寝ていたらしい
見ると部屋の電気と外光の境目がなくなってる
それはつまり、朝日が上った事を意味していた
今日も学校だし、もう寝る時間はない
作業が一段落したところで切り上げ
鈴鳴の事務室を出た
栗「…？」
機内モードにしていたスマホを電波を受信する設定にした途端、通知がきた
別段めずらしいことでもないけど、
送り主が結花で、送ったのは画像
送信先が、ボーダーのよしみで仲良くしてる同輩が揃うグループな事にちょっとだけ不審に思いながら、通知をタップする
そこには
『今 結花：ベッドで寝なさい』
簡易的なメッセージと共に、
机に突っ伏す私の寝顔写真が送られていた
栗「びゃああァァァァァァッッッッ！！！！！！！！！！！！！！！」
そういえば鈴鳴第一は早朝から防衛任務だったな、と
そんな事が脳裏を掠めた
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Aside
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犬｢………て訳で、美麗も大変そうだから、良かったら何か手伝ってあげてくんない？｣
あ｢おあ〜〜〜！なんだか私の知らないところでそんな事が…！！｣
昼休み。
珍しく辻ちゃんから呼び出されたと思って、嬉々として彼についていけば、廊下では犬飼先輩が待っていた。
辻ちゃんは犬飼先輩にからかわれながら
さっさとこの場を離れていった。
いても良かったのになぁ…………。
それはそれして、今朝の先輩方のLINEの騒動
美麗先輩の徹夜癖
エンジニアリングの事になると周りが見えなくなる
という美麗姉さんの話を、犬飼先輩から聞いた。
あ｢分かりました！春咲A、誠心誠意、美麗姉さんのお手伝いをします！｣
なんたって私！！！！！！！
美麗姉さんと同じ隊ですから！！！！！
チームメイトですから！！！！！！！！！！！
犬｢いい心意気だねー。｣
あ｢ではさっそく美麗姉さんに電話して何したらいいか聞いて、｣
犬｢あ〜、今は繋がんないと思うよ。｣
あ｢ほぇ？｣
すばやくスマホを取り出した私の手は
犬飼先輩の言葉によって動きを止める。
犬｢荒船のやつが電話してたから、さっき。｣
廊下ですれ違ったんだ、と彼は言う。
犬｢あの荒船が、不機嫌そうな顔で会話してるのなんて、相手は美麗ぐらいしかいないでしょ。｣
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匿名 - 続きを全裸待機 (2020年12月26日 23時) (
レス) id: 92da2ec8b0 (このIDを非表示/違反報告)
るーぴす(プロフ) - meさん» ｱｯ…！すみません…！誤字です…！作品です………お恥ずかしい………。これからもよろしくお願いします！ (2020年11月29日 23時) (レス) id: 2aa79f3aec (このIDを非表示/違反報告)
るーぴす(プロフ) - meさん» meさん初めまして…！前作からご愛読くださった上に、このようにコメントをしてくださって、とっても光栄です…！本当にありがとうございます；；実は近々作品名を更新しようと思い、今準備してる段階ですのでmeさんの言葉は励みになりました！これからもお願いします！ (2020年11月29日 23時) (レス) id: 2aa79f3aec (このIDを非表示/違反報告)
me(プロフ) - るーぴすさん初めまして！美麗姉さんの方から読ませてもらってます！もう本当にこのシリーズ大好きすぎて...。ぜひ続きを読みたいです！これからも頑張って下さい！！ (2020年11月27日 17時) (レス) id: 47178bfabc (このIDを非表示/違反報告)
るーぴす(プロフ) - syo_taさん» しょーたさん初めまして！どぅわぁぁ！！ありがとうございます！！前回の小説から見てくれててる方がまたこの作品を読んでくれて、とっても嬉しいです！！待っててくださり、本当に有り難いです。これからもよろしくお願いします！！ (2019年6月29日 21時) (レス) id: 5d04ad1559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るーぴす | 作成日時：2016年7月19日 19時
