村「分かった気がするな」 ページ34
村「美麗が話してるものと思ったけど…
そうじゃなかったんだな。」
あ「ノー情報ですよ〜。No.4アタッカーてことも休憩中に知りましたし…」
まぁサイドエフェクトのことを知ったら、
私はあの時違いなく鋼先輩を叩き起こしただろうからな
それに休憩明けは自分の動きが完全に通用しなかった
私が同じような動きをしてることが分かるんだもん
鋼先輩はそれに対応していただけ
だからこそ剣を変則的に動かす必要があった
思考を重視して攻撃する、
という行為を久しぶりにした気がする
『きっとアンタのためになるわ』
鈴鳴に行く前に美麗姉さんがそう言ってた
なるほど
確かにこれはいい訓練だった
あ「鋼先輩！またやりましょう！！」
自分が成長した気がして
なんだかわくわくした
さっきの精神的な疲れは吹っ飛んだ
嬉々とする私に鋼先輩が優しく笑う
村「そうだな、今度本部で会ったら…」
あ「私、明日もここに来ます」
村「え」
あ「明日また訓練してください！」
鋼先輩が今夜寝たら
今度は奥の手だったスコーピオンを効かなくなるだろう
でも不意打ちをつくスコーピオンを
うまく使う方法を考えればいい
美麗姉さんにお願いして
ログ見してもらお〜
村「オレはいいけど…」
わざわざ支部に来てもらうのも申し訳ない
付け加えるように言った言葉に
私は特に気にすることなく笑った
あ「鋼先輩のサイドエフェクトのおかげで、
私もっと強くなれる気がするんです！」
鋼先輩の目が大きく見開かれた
今度は何も言葉が返ってこなかったけど
心は十分に満たされた
あ「お腹減りましたね〜
もうすっかり夜ですし」
村「今がご飯作ってくれてるみたいだぞ
多分美麗もリビングにいる」
あ「え！？ほんとですか！やった〜！！！それじゃ行きましょ〜！！」
今さんのご飯！
きっと美味しんだろうなぁ！！！
すっかり軽くなった足を動かして
リビングに駆けていく
村「…何で美麗が春咲とオレを戦わせたかったか、分かった気がするな」
廊下に出た私の耳には、
鋼先輩の囁きは聞こえなかった
…
そろそろ番外編を書きたいところですねぇ(´・ω・`)
17歳組と夢主…
あとどうでもいいけど、3年前のメモから荒船さんと美麗の夢小説が出てきました
いつか出したい
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匿名 - 続きを全裸待機 (2020年12月26日 23時) (
レス) id: 92da2ec8b0 (このIDを非表示/違反報告)
るーぴす(プロフ) - meさん» ｱｯ…！すみません…！誤字です…！作品です………お恥ずかしい………。これからもよろしくお願いします！ (2020年11月29日 23時) (レス) id: 2aa79f3aec (このIDを非表示/違反報告)
るーぴす(プロフ) - meさん» meさん初めまして…！前作からご愛読くださった上に、このようにコメントをしてくださって、とっても光栄です…！本当にありがとうございます；；実は近々作品名を更新しようと思い、今準備してる段階ですのでmeさんの言葉は励みになりました！これからもお願いします！ (2020年11月29日 23時) (レス) id: 2aa79f3aec (このIDを非表示/違反報告)
me(プロフ) - るーぴすさん初めまして！美麗姉さんの方から読ませてもらってます！もう本当にこのシリーズ大好きすぎて...。ぜひ続きを読みたいです！これからも頑張って下さい！！ (2020年11月27日 17時) (レス) id: 47178bfabc (このIDを非表示/違反報告)
るーぴす(プロフ) - syo_taさん» しょーたさん初めまして！どぅわぁぁ！！ありがとうございます！！前回の小説から見てくれててる方がまたこの作品を読んでくれて、とっても嬉しいです！！待っててくださり、本当に有り難いです。これからもよろしくお願いします！！ (2019年6月29日 21時) (レス) id: 5d04ad1559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るーぴす | 作成日時：2016年7月19日 19時
