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その日は仕事中もモヤモヤしたままだった。
ダンスの振りも間違えて、うまく歌えない。
深澤「翔太めずらしいな、体調悪い?」
渡辺「…いや、シンプルにミスった。ごめん」
仕事に影響を出すのはダメだ。
ちゃんと切り替えねーと。
俺は1人離れて、水を飲む。
涼太が俺のとなりに座る。
宮舘「やっぱり気になるんじゃないの?Aのこと」
渡辺「なんでそう思うんだよ」
宮舘「朝からそんな雰囲気が出てる。さっきも翔太らしくないミスだったし」
渡辺「雰囲気?」
宮舘「Aに他の男が近づくのを見てイライラしてる」
渡辺「俺がまるで嫉妬してるみたいじゃねーかよ」
宮舘「違うの?」
渡辺「…」
俺は何も反論できなかった。
今の俺にふさわしい言葉は、それ以外見つからなかったからだ。
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数日後、俺は自分の部屋で歌う。
窓からよく晴れた空を眺めながら、歌う。
今の気持ちを表したような、切ないラブソング。
歌いながら、Aのことを想う。
いつからか、俺はこんなにも、アイツのことを──────────────
人の気配がして、振り向くとドアの近くにAが立っていた。
『…あ、』
渡辺「A…?」
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みきゃん - ありがとうございます! (2020年7月4日 10時) (レス) id: d7740713f5 (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - みきゃんさん» はい!そうです!(笑)新作もよろしくお願いします! (2020年7月4日 10時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
みきゃん - あの、今更なのですが、阿部ちゃんのストーリーって私のリクエストですか?もしそうだったらありがとうございます(*^^*)新しいストーリー楽しみにしています("⌒∇⌒") (2020年7月3日 21時) (レス) id: bca343eb7e (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - めいさん» いつもありがとうございます!褒めていただけて嬉しいです(笑) (2020年7月2日 7時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
めい - このお話、凄くいいですね!私、見ているとなんだか恥ずかしくなります...(嬉し過ぎて照れちゃう...)めめ、凄くエロかったです....♪これからも更新頑張ってください!^_^ (2020年7月1日 23時) (レス) id: 730e0168eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ayane | 作成日時:2020年6月17日 8時