* ページ14
*
翌日、僕は学校でずっとAちゃんのことを考えていた。
…感情的になって、あんな言い方をしてしまった。
あれじゃ本当に、子どもじゃないか。
自分で自分が嫌になる。
俺が手を払ったときの彼女の顔を思い出すと、胸が痛い。
ため息をつきながら、学校を出た。
すると、校門のそばで、誰かが立っている。
ラウ「…Aちゃん?」
『…話したいことがあるので、一緒に帰りませんか?』
・
・
・
・
帰り道の途中にある土手に座る。
ラウ「話したいことって…?」
『私は、あなたのことを天使だと思っていました』
ラウ「うん」
彼女はいつも、僕を天使みたいだと言って可愛がってくれる。
でも、可愛いだけじゃ嫌だった。
『でも…最近は、あなたを一人の男性として見てしまっているんです』
ラウ「え…!?」
意外な言葉に、驚いた。
『好きになってはいけないと思うほど、あなたに惹かれていきました』
でも、と彼女は俯く。
『私みたいな年の離れた女から好かれたって…迷惑なんじゃないかってずっと考えていました』
ラウ「迷惑なんかじゃないよ!嬉しいよ!」
僕は彼女の手を掴む。
ラウ「だって両思いなんだよ!?こんなに幸せなことってないよ!(笑)」
『ラウ…』
*
547人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みきゃん - ありがとうございます! (2020年7月4日 10時) (レス) id: d7740713f5 (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - みきゃんさん» はい!そうです!(笑)新作もよろしくお願いします! (2020年7月4日 10時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
みきゃん - あの、今更なのですが、阿部ちゃんのストーリーって私のリクエストですか?もしそうだったらありがとうございます(*^^*)新しいストーリー楽しみにしています("⌒∇⌒") (2020年7月3日 21時) (レス) id: bca343eb7e (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - めいさん» いつもありがとうございます!褒めていただけて嬉しいです(笑) (2020年7月2日 7時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
めい - このお話、凄くいいですね!私、見ているとなんだか恥ずかしくなります...(嬉し過ぎて照れちゃう...)めめ、凄くエロかったです....♪これからも更新頑張ってください!^_^ (2020年7月1日 23時) (レス) id: 730e0168eb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ayane | 作成日時:2020年6月17日 8時