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翌日、僕は学校でずっとAちゃんのことを考えていた。


…感情的になって、あんな言い方をしてしまった。


あれじゃ本当に、子どもじゃないか。


自分で自分が嫌になる。


俺が手を払ったときの彼女の顔を思い出すと、胸が痛い。


ため息をつきながら、学校を出た。


すると、校門のそばで、誰かが立っている。


ラウ「…Aちゃん?」


『…話したいことがあるので、一緒に帰りませんか?』














帰り道の途中にある土手に座る。


ラウ「話したいことって…?」


『私は、あなたのことを天使だと思っていました』


ラウ「うん」


彼女はいつも、僕を天使みたいだと言って可愛がってくれる。


でも、可愛いだけじゃ嫌だった。


『でも…最近は、あなたを一人の男性として見てしまっているんです』


ラウ「え…!?」


意外な言葉に、驚いた。


『好きになってはいけないと思うほど、あなたに惹かれていきました』


でも、と彼女は俯く。


『私みたいな年の離れた女から好かれたって…迷惑なんじゃないかってずっと考えていました』


ラウ「迷惑なんかじゃないよ!嬉しいよ!」


僕は彼女の手を掴む。


ラウ「だって両思いなんだよ!?こんなに幸せなことってないよ!(笑)」


『ラウ…』


*→←My Angel 【Raul】



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設定タグ:SnowMan , 紅一点 , ファンタジー   
作品ジャンル:恋愛
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みきゃん - ありがとうございます! (2020年7月4日 10時) (レス) id: d7740713f5 (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - みきゃんさん» はい!そうです!(笑)新作もよろしくお願いします! (2020年7月4日 10時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
みきゃん - あの、今更なのですが、阿部ちゃんのストーリーって私のリクエストですか?もしそうだったらありがとうございます(*^^*)新しいストーリー楽しみにしています("⌒∇⌒") (2020年7月3日 21時) (レス) id: bca343eb7e (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - めいさん» いつもありがとうございます!褒めていただけて嬉しいです(笑) (2020年7月2日 7時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
めい - このお話、凄くいいですね!私、見ているとなんだか恥ずかしくなります...(嬉し過ぎて照れちゃう...)めめ、凄くエロかったです....♪これからも更新頑張ってください!^_^ (2020年7月1日 23時) (レス) id: 730e0168eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ayane | 作成日時:2020年6月17日 8時

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