うちのメイドちゃんは魔女。

お仕事 ページ12

＊


朝。


『…きて』


誰かが俺の耳元で何か言っている。


『…きてください』


…女の声？


目を開ける。


『起きてください』


目の前に女の顔があった。


渡辺「うわっ！；」


『おはようございます渡辺様』


そうだ、メイドを雇ったんだった。


渡辺「てか、部屋の中まで入って来んなよ；」


『ドアをノックしましたが、応答がなかったもので』


渡辺「そうじゃないんだよ…；」


『朝食の準備ができておりますので、お越しください』


渡辺「わかったわかった」


『それでは、失礼致します』


彼女は頭を下げ、部屋を出ていった。


眠い目を擦りながら着替えて部屋に向かう。


深澤「翔太おせーぞ」


宮舘「おはよう」


渡辺「おう」


みんなはもうすでにテーブルについていた。


椅子に座ると、朝食が準備されていた。


サラダにオムレツ、トーストにコーンポタージュと、よくありがちなメニューだ。


キッチンを見ると、勝手に調理道具が動いて調理をしている。


昨日もこの目で魔法を見たが、まだ慣れない。


阿部「杖を一振りしただけで、すごいよね(笑)」


向井「Aは食べへんの？」


『私は後でいただきます』


ラウ「一緒に食べようよ！(笑)」


『ですが…』


彼女は戸惑った。


岩本「みんなで食事するのが俺たちのルールだから(笑)」


『…わかりました』


照がそう言うと、彼女は座った。


＊

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