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その日の夕方頃にはヘトヘトで、私はデスクでぐったりしていた。
『死ぬ…』
目黒「死なねぇよ。簡単に死ぬとか言うな」
『ここってこんなに忙しいの?』
目黒「まぁ、人も足らないし他と比べたら忙しいかもな」
『私これからやっていけるかな…』
目黒「最初から弱気でどうすんだよ」
ほら、とカフェオレが置かれる。
『…ありがとう』
目黒「それ飲んだら仕事頑張れ」
『うん(笑)』
ストローを挿してカフェオレを飲む。
『糖分がしみる〜(笑)』
目黒「なんだよそれ(笑)」
彼はぷっと吹き出し、笑った。
よし、もう少し頑張ろう。
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仕事を終え、エレベーターのボタンを押す。
エレベーターに乗り、閉じようとすると誰かが駆け込んできた。
深澤「まって、俺も乗る!」
私は慌てて開くボタンを押し、深澤さんは乗り込む。
深澤「ありがとう。ここのエレベーター、逃すとなかなか来ないのよ(笑)」
『あの、今日は本当に助かりました。ありがとうございました』
深澤「そんなのいいって。また今度、俺もAさんに助けてもらうこともあるかもしれないから、そのときはよろしく(笑)」
『はい(笑)』
エレベーターが着く。
深澤「じゃ、お疲れ様(笑)」
『お疲れ様です』
深澤さん…やっぱり良い人だ。
あんな先輩がいてくれてよかった。
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作者名:ayane | 作成日時:2021年8月19日 9時