* ページ7
*
『わ、渡辺さん…;』
渡辺「あと、心配されなくても俺は女に困ったことはない」
私は立ち上がり、彼に頭を下げる。
『申し訳ございません!;』
渡辺「やめろよ、目立つだろ」
ハッとして周りを見ると、社員たちの視線がこっちを向いていた。
『し、失礼しますっ!;』
私は逃げるように社員食堂を出た。
・
・
・
・
『やらかした…;』
私はデスクに突っ伏して負のオーラを放つ。
目黒「バカだろお前」
『目黒くんにバカって言われるなんて終わりだ…;』
目黒「反省してないなこいつ」
『どうしよう、私、渡辺さんに殺される…?』
目黒「渡辺さんはそんな人じゃねえよ。ちゃんと謝ったら許してくれると思う」
『そうだよね、ちゃんと謝らなきゃ』
深澤「あれ、今日は一段と暗いじゃん(笑)」
深澤さんの声がして、私は顔を上げる。
『深澤さ〜ん(泣)』
深澤「おーどうしたどうした、目黒に泣かされたのか?」
目黒「違いますよ」
『私、渡辺さんに失礼なこと言っちゃって…』
深澤「なるほどな」
『どうしたらいいのか…』
深澤「おーい、翔太〜」
深澤さんが渡辺さんを呼ぶ。
『えっ;』
渡辺「なんだよ」
深澤「Aさんがお前のこと呼んでるぞ」
『ちょ、まっ、』
深澤さん!?
*
1013人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ayane | 作成日時:2021年8月19日 9時