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『寒…っ』
冷たい空気に凍えながら道を歩く。
季節はすっかり冬だ。
今日はシチューでも作ろうかな。
帰宅し、ドアを開ける。
岩本「おかえり」
岩本さん、じゃなかった、照が出迎えてくれた。
彼の方が早かったようだ。
『ただいま(笑)』
自分の部屋に荷物と上着を置いて、戻る。
『今から夕食作るね(笑)』
冷蔵庫を開けて材料を取り出す。
岩本「あのさ、」
『なにー?』
岩本「俺が怖くないの?」
私は手を止めて彼を見る。
『え?』
岩本「まぁ、今さらって感じだけど」
『正直、はじめは怖いイメージが少しだけあったけど、話した瞬間から全くそんなイメージは無くなったよ(笑)』
岩本「自分から提案しておいてなんだけどさ、よく知らない男と一緒に住むのだって、不安じゃね?」
『うーん、確かに照のことはまだよく知らないけど、照が悪い人じゃないってことは知ってる(笑)』
岩本「…」
『照だって、私を信用してくれたから一緒に住んでくれてるんでしょ?』
私がそう言うと、彼は頷いた。
…ずっと気にしてたのかな?
彼は腕をまくり、手を洗う。
岩本「夕食作るの手伝う」
『ほんと?(笑)』
岩本「何すればいい?」
『じゃあ、この野菜切ってくれる?』
岩本「わかった」
私たちは温かいシチューを作って、2人で食べた。
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ayane(プロフ) - のびさん» ありがとうございます!のびさんのお気持ちが少しでも和らいだと聞いて、とても嬉しいです(笑)更新頑張ります!のびさんも体調に気をつけてくださいね! (2020年12月24日 8時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
のび(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。ayaneさんの御心遣いに落ち込んでいた気持ちが少し和らぎました(*´˘`*)彼らを待っている間のキュン補給で毎日読ませていただきますね!体調に気をつけて更新頑張って下さい♪ (2020年12月23日 19時) (レス) id: f577811a42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ayane | 作成日時:2020年12月16日 9時