君と私とチョコレート。

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数日後。


仕事を終えた私は同僚と一緒に会社を出た。


『わー、寒い』


同僚「あーあ、人肌が恋しいよ」


『そういえば、そろそろクリスマスか』


同僚「クリスマス、なんの予定もなくて泣ける」


『私もないよ(笑)』


同僚「え、阿部さん誘わなかったの！？」


『いや、誘えるわけないじゃん；』


同僚「なにやってんのよ〜！」


『…それに、すでにクリスマスを一緒に過ごす相手がいるかもしれないじゃん』


同僚「弱気になってどうすんの」


『だって…』


私なんかが、誘ったって…


・


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・


・


夕食後、ソファーに座ってテレビを見ている照に言う。


『照はさ、クリスマス予定あるの？』


岩本「ねーけど」


『そっか』


岩本「Aは？」


『ないよ(笑)』


岩本「ふっかから何も連絡来てねーの？」


『この前のお礼メールしか来てないけど、どうして？』


岩本「…いや、なんでもない」


『そうだ、私たちでクリスマスパーティーやろうよ(笑)』


岩本「俺たちで？」


『せっかくだし、お家でケーキ食べたりとかしたいなって(笑)』


岩本「ケーキは何にする？」


『うーん、やっぱり…』


チョコレートケーキでしょ、と私たちはハモる。


『ホールで買っちゃおっかな〜(笑)』


岩本「2人で食いきれないだろ。それに予約しないと買えなくね？」


『あ、そっか』


岩本「まぁ、カットケーキなら売ってるだろうから買いに行こうぜ」


『うん(笑)』


楽しみだなあ。


＊


【読者の皆様へ】

皆様、お元気ですか？

先程、彼らについての発表がありましたね。

皆様がこのお話を読んで少しでも楽しい気持ちになっていただけたらと思いますので、私は毎日更新を続けます。

彼らがまた9人で元気な姿を見せてくれることを願っています。


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