となりの翔太くん。 (ページ14)

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渡辺「ちゃんと学校は行ってんのか」

ラウ「行ってるよ～」

『大学生？』

ラウ「ううん、高校生(笑)」

高校生…？いや、聞き間違えたかな…？

『え、今何歳…？』

ラウ「17歳！(笑)」

『じゅっ…！！；』

20歳くらいだと思っていたけど、予想よりもっと若く驚いた。

呼び鈴が鳴る。

ラウ「あ、もう来た！(笑)」

注文した料理が届いた。

ラウ「いただきまーす(笑)」

『いただきます』

渡辺「うわっ！うまっ！」

一口目にそう言うところも変わってない。

ラウ「Aちゃんおいしい？」

私はハッとして答える。

『うん、おいしいよ』

ラウ「よかった(笑)」

無邪気に笑う子だな。

食べ終わり、しばらくすると私は立ち上がる。

『私、そろそろ…』

ラウ「え～、まだいいじゃん、一緒に遊ぼうよ～！」

ラウールくんは私の手を掴む。

『でも…；』

渡辺「ラウール、迷惑だぞ」

ラウ「ちぇ～」

『また今度ね』

よしよし、と彼の頭を撫でる。

ラウ「うん！(笑)」

…かわいい。

『すみません、ごちそうさまでした』

私は翔太くんに頭を下げる。

渡辺「ああ、全然。こっちこそ付き合ってくれてありがとう」

ラウ「また一緒にご飯食べようね！(笑)」

私は小さく頷き、部屋を出た。

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