メロンソーダとマーマレード【abkj】 (ページ7)

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ロッカールームページ7

＊

実験後。

ユキ「ちょっと何あれ！？」

ロッカールームに入るや否や、ユキが私に問い詰める。

『うぅ…；』

ユキ「あんなに張り切ってたのに、どうしたのよ！？」

私は白衣を脱ぎながら、ため息をついた。

『だって…安全メガネをかけた私ってダサいじゃん…』

ユキ「…は？」

『え？』

ユキ「あんたもしかしてそれだけの理由であんな態度とってたの？」

『うん…見られたくなくて…』

彼女はフラフラとロッカーにもたれかかる。

ユキ「呆れた…；」

『わ、私には重大なことだもん！；』

ユキ「あのねぇ、あんたの安全メガネ姿なんてどうでもいいわ！別にダサくないし、悩むところそこじゃないでしょ！？」

彼女にそう言われ、先程のことを冷静に考える。

『た、確かに…私の態度…ちょっとまずかったかも…』

ユキ「ちょっとどころではなかったけどね」

『どうしよう～！(泣)』

私は彼女にすがりつく。

ユキ「落ち着いて。まずは明日の放課後、研究室に行って謝りにいこ？」

『ついてきてくれる…？』

ユキ「もちろん(笑)」

さ、帰ろう、と彼女は微笑む。

私はうん、と笑ってロッカーを閉めた。

＊