メロンソーダとマーマレード【abkj】 (ページ35)

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夏休みページ35

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夏休み。

こーじから着信が入る。

『もしもし』

向井《A、明日暇？》

『明日？うん暇だけど』

向井《じゃあ明日行こ！写真！》

『撮ってくれるの！？場所は？』

向井《それはお楽しみや！あ、めめも一緒やから！》

『じゃあユキ誘ってもいい？』

向井《ええよ！じゃあまた集合場所は連絡するわ～》

『うん、また明日(笑)』

その後ユキに連絡するとすぐにOKの返事が来た。

どうしよ、明日何着ていこう？

楽しみだなぁ。

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翌日、集合場所の駅前に向かった。

『ユキ遅いな～…』

ユキに電話をかけると、すぐに出た。

ユキ《Aマジごめん、急にバイト入った；》

『えっ！？』

ユキ《店長にはいつも良くしてもらってるから断れなくてさ…目黒くんに会いたかった…(泣)》

『そっか…残念』

ユキ《私の分も楽しんできて！(笑)》

『わかった(笑)』

通話を切り、スマホをしまう。

しばらくすると私の目の前で車が止まり、助手席の窓が開く。

目黒「お待たせ」

『目黒くん！？』

向井「よっ！(笑)」

運転席にはこーじがいた。

『この車、どうしたの！？』

向井「レンタカー！ユキちゃんは？」

『それが、いきなりバイトが入って行けなくなったって』

向井「そーか、じゃあ後部座席乗って！」

私は言われるがまま後部座席に乗り、車は発進した。

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