メロンソーダとマーマレード【abkj】 (ページ14)

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自分の気持ちページ14

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Aがトイレに行っている間、めめが言う。

目黒「こーじってさ、」

向井「おん」

目黒「あの子のこと好きなの？」

向井「何や急に」

目黒「だってこんなに頻繁に会っといて、それに態度とか見てすぐわかった」

こいつはそういうとこほんまに勘が鋭い。

目黒「だから好きなのかなって」

向井「好きとかやないねん。ただ…気になる存在っていう感じやな」

目黒「好きの一歩手前？」

向井「んー…」

正直自分がどう思ってんのかわからん。

それに、あいつは多分…

『何、なんの話してたの？(笑)』

Aが戻ってくる。

向井「…別に」

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店を出て、彼女を駅の前まで送った。

『ありがとう。美味しかった(笑)』

向井「テスト前は頼むで！(笑)」

『任せて！じゃ、またね(笑)』

向井「気をつけてな」

彼女は頷き、俺とめめに手を振り改札を通った。

向井「お前も電車やろ？」

俺の横に立っているめめに言う。

目黒「そうだけど、ちょっとだけ」

向井「？」

目黒「いや、Aちゃん可愛いね」

向井「おまっ、まさか、」

目黒「ははっ、やっぱおもしれー(笑)」

彼は慌てた俺を見て楽しそうに笑う。

向井「冗談えぐいて…」

目黒「ま、頑張れ、俺も手伝ってやるから」

彼は俺の肩にポンと手を置き、またなと言って改札を通った。

＊