メロンソーダとマーマレード【abkj】 (ページ13)

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友達ページ13

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でも、確かに男女が2人きりでご飯ってデートなのかな…？

うーん、でもお互いその気はないし…

そんなことを考えながら、彼が予約してくれたお店に入ると、珍しく個室に通された。

『やっほー』

向井「お！来たか！」

彼のとなりに見知らぬ男性が座っている。

モデルみたいに容姿の整った人だ。

『…どちら様？』

向井「俺の友達！自己紹介して(笑)」

目黒「あ、どうも目黒蓮です」

その人は軽く会釈をし、私も頭を下げた。

『AAです』

向井「"めめ"がどうしても一緒に飯行きたいって言うから連れてきたんよ」

めめ、かわいいあだ名。

目黒「だってこーじの彼女見たいじゃん」

『は！？』

彼女！？

向井「アホ！彼女ちゃうわ！」

目黒「え？違うの？だっていつもこの子の話ばっかり───────────」

向井「おぉい！それは言うたらアカン！」

『え？え？』

向井「もうええからなんか頼も！；」

目黒「あ、何頼む？」

目黒くんが持っていたメニュー表を広げ、私に見せる。

『あ、じゃあメニュー考えるときだけそっち行く』

私はメニュー表が見やすいように目黒くんのとなりに移動した。

『うーん、そうだな～』

向井「こっちにもメニュー表あるからこれ見ぃ！」

こーじが私に新しいメニュー表を渡す。

『なんだ、そっちにもあったの』

目黒「おもしれー(笑)」

向井「何がやねん！」

＊