出会いはＫ．Ｒ．Ｙ． vol.4 ページ5
リョウク「…ミン！ チャンミン！」
へ？
キュヒョン「…握りつぶす気か？」
離すまいと、つい力が入り過ぎてたみたいで涙していたA
チャンミン「ご、ごめん！」
A「さすが最強さん 握力が半端ないですね ハハ」
絶対変な人だって思われてる
いやそうに違いない
落ち込む僕…
A「チャンミンくん 手貸して？」
え？
チャンミン「いっでっ？！」
思いっきり握られた
握られたというより握り潰されそうと言った方がいい
イェソン「宣戦布告だな」
宣戦布告ぅ？！
Aはというと何事もなかったように
リョウクとスンドゥブを食べている
なんだか僕の想いとは全く違った方向に風が向いてしまっているようだった
キュヒョン「…ぷっ 前途多難…」
この時キュヒョンの呟きは聞こえなかったが
確かに僕の想いがAに伝わるまで時間がかかったのは言うまでもない…
そして別れの時間はやってくる
ご機嫌な様子でホテルに帰って行ったAたち
もうこれで終わりなのか？
キュヒョン「ほらAのメアド 黒美から聞いといたぞ」
え？
キュヒョン「俺が気が付かないとでも？」
きゅ、キュヒョナ…
チャンミン「さすが俺のしん…」
キュヒョン「あ、リョウクとAもメアド交換してたな」
なっ？！
キュヒョン「俺はお前を応援してるから、ま、せいぜいガ・ン・バ・レ！ファイティン！」
僕の手の中で握りしめられたメモ
でもこのお陰でAとの距離が縮まっていったのも事実だった
後にさんざんこいつに言われるけどね
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作者名：bubu | 作成日時：2011年8月20日 0時
