恋愛温度差 vol.2 ページ29
チャンミン「…また出ない」
電話を掛けても虚しく流れる電源が入っていないメッセージ
ユノ「メールにすればいいじゃん」
だってメールだったら放置されて返って来ないことが多い
今日、何度メールを送ったことか
いつもだったら１０回送ったら１回返って来る
それならいい方だ
前は日中送ったメールが夜返って来たことがある
しかもまとめて！ 一つのメールに！
何その洗濯まとめ洗い的扱いはさっ！
ユノ「チャンミンがさ しつこいんじゃないの？」
チャンミン「しつこくありません！」
ピッ！
『お掛けになった電話は』
チャンミン「だーっ？！」
再起不能
ユノ「おーい チャンミーン 戻ってこーい」
今更だけど、僕って、遠恋不向き？
なんか片思いだった時より、Aへの思いが膨らんで我慢できなくなる
声が聞きたい
会いたい
そして触れ合いたい…
ＲＲＲＲＲＲＲＲ
「もしもし？ チャンミン？」
チャンミン「A？！」
A「あ… 今、仁川着いた」
チャンミン「え？！」
A「もうすぐソウル行きのバスに乗るの ３０分くらいで着くかな？」
チャンミン「なんでなんで？！ なんでこっちにいるの？！」
A「ちょっと会いたいなーって思って…迷惑だった？」
チャンミン「迷惑じゃないよっ！ めっちゃ嬉しいっ 待ち合わせる場所後で連絡するから一旦切るね じゃねっ！」
もう何このサプライズ！
チャンミン「もしもし！ キュヒョナ？ あのさAが今、こっちに来てんだけど、どっかいいお店ない？ あと３０分くらいでソウルに着くって」
近くて遠い国に住んでる僕の愛しい人
全然マメじゃないけど、こんな大胆なことをやってくれる
さすが２４時間なあの人の娘だ
ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：bubu | 作成日時：2011年8月20日 0時
