今日:29 hit、昨日:1 hit、合計:115,997 hit
小｜中｜大
バッドタイミング vol.1 ページ15
チャンミン「はあ…」
韓国料理の一室で彼女を待つ
狎鴎亭にお住まいの料理上手なワイン好きな乙女な子
リョウク「ごめん 待った？」
チャンミン「別に…」
リョウク「それ！その態度！何なの！？一体！」
ほら その怒り方 女の子そのもの
リョウク「まあチャンミンが何に怒ってるかは想像つくけどさ！」
チャンミン「はあ？！」
どう言う意味だ？
お前に僕の何がわかるって言うんだよ！
リョウク「知ってる？ それただのヤツ当たりだからね」
ムカつく！
当たってるだけにっ！
リョウク「僕、Aのこと好きだけど、それは他のペンの子たちと同じだから」
ペンの子と同じだって？
だったらお前はペンの子とメアドなんて交換すんのかよ！
電話で喋ったりすんのかよ！
リョウク「それは…違うけど…でも僕は」
リョウクの携帯が鳴った
着信音を変えてる
困った表情
チャンミン「出ないの？」
リョウク「え…」
出ればいいだろ？
僕に遠慮なんかしないで
待ってんじゃん 大事なペンが
着信音が切れる前に通話ボタンを押す
チャンミン「もしもし」
「もしもし？ え？ リョウクじゃないの？」
深い意味はない
悪気もない
リョウクの携帯にリョウク以外の人間が出ただけ
なのに、その言葉に僕のスイッチが入った
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 364人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：bubu | 作成日時：2011年8月20日 0時
