４５話 ページ50
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「ふう、どうにか捕まらずに済み・・・」
ノエルが途中で言葉を切る
ノエルは何かに気づいたのか、周りを見渡す
「・・・！ノエル、あそこ！」
私が指さした方向には銃を構えたマフィアがいた
「(距離が遠い・・・！)」
どうしようもできずにいたが、ノエルはポケットから小型の銃を取り出した
そして敵がいる方向に何発か撃つと、一発が隣の機械に当たる
「・・・！」
その銃声にボマーもようやく気付く
「やった・・・！一発当たりましたわ！」
銃弾が当たった機械は発電機だったため、爆発を恐れた敵はどこかに逃げて行った
「・・・狙われていたか。お前ら、よく気が付いたな」
「・・・私はノエルが気づかなかったら分からなかったわ」
「銃を構える、わずかな音がしましたのよ。わたくし、耳は人一倍いいですから」
「・・・ふん、やるじゃねーかよ。助かったぜ。さあ、また狙われる前にさっさと行こうぜ」
「助かったと思ったら・・・大間違いよ〜！」
下の方から声が聞こえる
ジーノは助走をつけ、穴を飛び越え柱に乗り移る
「は！？」
「ま、まさか・・・！」
そのまま柱を昇っていき、やがて再び私たちの目の前に現れた
「ハロー♡」
「はあ〜！？アリかよそんなの！」
「アタシから逃げようだなんて１００年早いわよ！オネエは執念深いのよ〜。爆弾投げつけておいてタダで帰れると思わないことね！」
「あ、あなたの方がよっぽどネチっこいじゃありませんの！」
ノエルが引き気味に言う
「いちいちうっさいわね！揚げ足取ってんじゃないわよ！」
「・・・お前らは先に行け。ここは俺が引き受けたぜ」
「・・・ひとりで大丈夫ですの？」
心配しているノエル
「・・・なら私も残るわ」
「それだとノエルがひとりになる。カロンのところにたどり着けたとして、そこにはおそらく・・・」
「いるでしょうね、ジリアンとシーザーが。でも、それでいいんですのよ。むしろ、わたくしとカロンの意思の強さを見せつけてやりますわ・・・！」
「そうかよ。じゃあそうしろ。俺をここまで付きあわせたからには・・・やり遂げやがれ」
「ええ！」
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(やっと)続編にいきます！
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抹茶ラテ(プロフ) - スフィアさん» 本当ですか！？有難うございます！(T_T) (2020年3月12日 7時) (
レス) id: 30aac23090 (このIDを非表示/違反報告)
スフィア(プロフ) - ありがとうございます！抹茶ラテさんの小説、今度見させてもらいます( ´ ▽ ` )ﾉ (2020年3月11日 22時) (レス) id: 94d334dba8 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶ラテ(プロフ) - 凄く面白いです！私も被虐のノエルの夢小説を書いています！ドレッセル兄弟推しです！(*^^*) (2020年3月11日 22時) (レス) id: 464cd51256 (このIDを非表示/違反報告)
スフィア(プロフ) - 嬉しすぎて禿げます(？)ｗ ありがとうございます！ (2019年11月9日 9時) (レス) id: 813c6134c7 (このIDを非表示/違反報告)
ねむりねこ(プロフ) - やばいです 面白すぎて禿げます（？） (2019年11月8日 23時) (レス) id: b1690d9a63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スフィア | 作成日時：2019年4月3日 16時
