３４話 ページ39
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「バスティール海食洞・・・通称、大石牢。ラプラスの海沿い崖が波で浸食されてできた天然洞窟、か・・・」
崖に高さ何十メートルもある大きな穴が開いている
奥も広いのか、暗闇が広がっている
「ラプラスではそこそこ有名な観光地ですわね。本来なら、中に入る遊覧船も出ていますわ。でも・・・」
「・・・ああ。つい先日から、いきなり保安工事とやらが始まり関係者以外立ち入り禁止になったときた・・・」
ボマーの部下達がが続いて言った
「ここ数日で、ここまであからさまな変化があったのはここだけだ。・・・間違いないと思う大悪魔カロンはこの大石牢に収容されている」
そう。ここにカロンがいると思い、大人数で大石牢までやってきた
「ま、アタリだろうな。人さえいなきゃ、なにかを隠すにはもってこいだ。ノエル、作戦忘れてねえだろうな？」
「忘れてませんわよ！ロッソの方々が見張りや警備を足止めしてわたくしとテラ、そしてあなたはその隙に奥に侵入・・・ですわよね」
「よくできました。さすがに大悪魔やクソカマ野郎が出てきたら俺たちで相手するしかねえ。相手もバカじゃねえんだ、中では激戦になると思うがちゃんと俺をサポートしろよ」
「ジーノ管理官はともかく、シーザーはどうにか受け流して進むしかありませんわよ・・・」
「そうだ、お前んとこの悪魔は？あいつも結構ヤバい奴だからな。あの大悪魔を足止めするだけならできるんじゃねえか？」
『お前』というのは私の事か・・・
「あいにく、最近姿を見ないわ。居たとしてもタダで協力はしないだろうけど」
「・・・そうか。しかし今考えてみるとやっぱあの時、製鉄所でジリアンもやっちまった方が楽だったな？」
「ふざけないで。ジリアンは、わたくしがどうにかしてみせますわ・・・。さあ、いきましょう・・・！まずは入り口へ近づきますわよ・・・！」
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抹茶ラテ(プロフ) - スフィアさん» 本当ですか！？有難うございます！(T_T) (2020年3月12日 7時) (
レス) id: 30aac23090 (このIDを非表示/違反報告)
スフィア(プロフ) - ありがとうございます！抹茶ラテさんの小説、今度見させてもらいます( ´ ▽ ` )ﾉ (2020年3月11日 22時) (レス) id: 94d334dba8 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶ラテ(プロフ) - 凄く面白いです！私も被虐のノエルの夢小説を書いています！ドレッセル兄弟推しです！(*^^*) (2020年3月11日 22時) (レス) id: 464cd51256 (このIDを非表示/違反報告)
スフィア(プロフ) - 嬉しすぎて禿げます(？)ｗ ありがとうございます！ (2019年11月9日 9時) (レス) id: 813c6134c7 (このIDを非表示/違反報告)
ねむりねこ(プロフ) - やばいです 面白すぎて禿げます（？） (2019年11月8日 23時) (レス) id: b1690d9a63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スフィア | 作成日時：2019年4月3日 16時
