３１話 ページ35
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「今ラプラスの様子を調べてる。動きがあるまで二人で製鉄所の中でも見学してきたらどうだ？」
とボマーに言われ、ノエルと一緒に見て回っている
話しかけると、案外穏やかな人が多かった
「(チンピラとか元マフィアって言うから、もっと喧嘩腰な人がいると・・・)」
ボマーみたいなのがたくさん居ると身構えていたが、杞憂だったか
「まったく、あいつらはどこをウロウロしてるのやら・・・」
前方にいるパイソンは、人を探しているらしく周りを見渡している
やがて、私たちに気づくと声をかけた
「おや、君達か。じつは今、仲間を二人ほど探しているんだが・・・褐色肌で口の悪い女と、口元を隠した陰鬱そうな男を見かけたら、ここへ戻るよう言ってくれないかね。
特徴的だから見かけたらすぐに分かるだろう
「ま、見かけたらで結構だよ」
そう言い残すとどこかへ行ってしまった
私達はパイソンが探している二人の事を他の人に尋ねつつ、見学を再開した
「へー、あんたが噂のノエル・チェルクエティか」
少し奥まで進んだ頃、ハスキーボイスが呼び止めた
「ふ〜ん・・・こんな嬢ちゃんがボマーをね・・・」
「信じられない。あのボマーがこんな子供に負けるだなんて・・・」
「・・・なんですの？あなたたち」
「チーッス、あたし通称トード。こいつは通称スラッグ。ボマーの部下だよ」
「・・・はっきり言って、君のような子供がボマーを倒したなんて、信じがたいな。ボマーは悪魔と契約した、最強な男だ・・・。それが、こんな子供に・・・」
トードが『褐色肌で口の悪い女』で、スラッグが『口元を隠した陰鬱そうな男』で間違いなさそうだ
「ちょっと・・・いきなりなに？」
「ボマーはああ言ってるけど・・・あんた、本当はボマーの弱みを握っているだけなんじゃないの？」
「はい？？」
「どうせ温室で激ヌルく育ったお嬢様なんだろ？あたしらがそんなやつに力貸してやる理由なんてあるのかねえ？」
「僕たちはボマーを尊敬しているんだ。激リスペクトなんだ。もし君がバロウズのようにボマーを利用しようとしてるんだったら・・・」
テラは二人の言葉に頭にきたのか二人に言い返した
「そう。貴方達は尊敬しているボマーの言葉を、信用していないってことなのね」
『尊敬』の部分を強調してそう言った
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抹茶ラテ(プロフ) - スフィアさん» 本当ですか！？有難うございます！(T_T) (2020年3月12日 7時) (
レス) id: 30aac23090 (このIDを非表示/違反報告)
スフィア(プロフ) - ありがとうございます！抹茶ラテさんの小説、今度見させてもらいます( ´ ▽ ` )ﾉ (2020年3月11日 22時) (レス) id: 94d334dba8 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶ラテ(プロフ) - 凄く面白いです！私も被虐のノエルの夢小説を書いています！ドレッセル兄弟推しです！(*^^*) (2020年3月11日 22時) (レス) id: 464cd51256 (このIDを非表示/違反報告)
スフィア(プロフ) - 嬉しすぎて禿げます(？)ｗ ありがとうございます！ (2019年11月9日 9時) (レス) id: 813c6134c7 (このIDを非表示/違反報告)
ねむりねこ(プロフ) - やばいです 面白すぎて禿げます（？） (2019年11月8日 23時) (レス) id: b1690d9a63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スフィア | 作成日時：2019年4月3日 16時
