２７話 ページ31
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「・・・あ・・・？」
ボマーは意識が回復し、上体を起こす
「・・・気が付きましたの？」
「ここは・・・いや・・・まさか、俺は」
「あなたがあまりにふざけているから一撃おみまいしてさしあげたら、気絶しましたわ。口だけじゃないってこと・・・これで証明できたかしら」
少しの沈黙の後
「・・・バカ、これは違げえよ・・・！こちとら独房生活で疲れ切ってたんだ！」
突然思い出したように、言い訳を言い始めた
「それにマスクも・・・。と、とにかく！本来の俺ならお前ごときに頭突かれたぐらいじゃ倒れねえよ！」
「ふふ・・・そうね、本来の爆熱の魔人なら、頭突き一発で倒れたりなんか・・・ふふ、しないものね」
口元をおさえ、若干肩を震わせている
「笑ってんのバレバレなんだよ！」
「そ、それでも約束はしっかり守ってもらいますわよ！あなたには、カロンの救出に協力してもらいますわ・・・！」
「〜〜〜〜っ！」
負けた事がだいぶ悔しそうだ
「・・・分かってるよ、仕方ねえ・・・。俺も男だ、炎の中に飛び込むほどの根性見せられたからには、二言はナシだ。お前が口だけじゃねえってことは・・・認める」
ようやくボマーに認められた
「認める」の前の溜めが長かったが、そんなに負けたことが嫌だったのか
「やれやれ、昨日の敵はなんとやらってか・・・。妙なこともあるもんだな・・・」
「正直かなり不安がのこりますけど・・・よろしく、ボマー。・・・これ以上余計なことはしないでくださいまし」
「善処する。ま、社会からはみ出した魔人同士よろしくやろうぜ」
「・・・よろしく」
「そんな嫌な顔すんなよ。お前はまず、俺に対しての態度どうにかしろよ」
「貴方はまず、その性格をどうにかしたら？」
「(カロンがいたら、この二人どうにかできそうですのに・・・)」
今ここにいない相棒が恋しくなった、ノエルであった
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抹茶ラテ(プロフ) - スフィアさん» 本当ですか！？有難うございます！(T_T) (2020年3月12日 7時) (
レス) id: 30aac23090 (このIDを非表示/違反報告)
スフィア(プロフ) - ありがとうございます！抹茶ラテさんの小説、今度見させてもらいます( ´ ▽ ` )ﾉ (2020年3月11日 22時) (レス) id: 94d334dba8 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶ラテ(プロフ) - 凄く面白いです！私も被虐のノエルの夢小説を書いています！ドレッセル兄弟推しです！(*^^*) (2020年3月11日 22時) (レス) id: 464cd51256 (このIDを非表示/違反報告)
スフィア(プロフ) - 嬉しすぎて禿げます(？)ｗ ありがとうございます！ (2019年11月9日 9時) (レス) id: 813c6134c7 (このIDを非表示/違反報告)
ねむりねこ(プロフ) - やばいです 面白すぎて禿げます（？） (2019年11月8日 23時) (レス) id: b1690d9a63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スフィア | 作成日時：2019年4月3日 16時
