２２話 ページ26
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「わたくしといっしょに来なさい、ボマー。あなたはジリアンを酷い目にあわせた・・・。でも、今のあなたにはもうバロウズ市長に味方する理由がない。かつてあなたは、バロウズ市長の家族や友人を巻き込んだ報復を恐れていたけれど・・・」
「あなたに友人なんていないでしょう・・・」
ボマーとの話が中々終わらない事に苛立っているのか、そんな言葉がこぼれた
「ああ！？」
「バ、バロウズ市長に使い捨てられたままでいいんですの？」
もうゴリ押しだが、ノエルは言い合いが始まらないように止めた
「このまま、ずっとここで泣き寝入りしてるか、それとも私:わたくしやオスカーと共に、市長に反撃するか・・・決断の時ですわよ」
「・・・ほう・・・製鉄所ではたしか、俺がお前にバロウズを敵にすることの意味と覚悟を尋ねたはずだったが・・・。このわずかな間に、お前が俺にそれを尋ね返す・・・なんてことになるとはな」
「(まずは・・・悪くなさそうですわね)」
ボマーはまだ完全に興味を失っていない
「・・・カロンがいないからって、甘く見ないで。協力するなら、あなたをここから出してあげますわ。協力しないなら、爆弾魔は死ぬまで牢獄の中・・・。これって、一生に一度あるかないかのチャンスだと思いますわよ」
「おいおい、強気だな？『どうか協力してください」の間違いじゃねえのか？どうせお前だって、おれが協力しなきゃここから生きて帰ることもできねえ状態だろうが」
たしかに、ボマーの協力がなくてはここからの脱出は難しいだろう
「だからなに？わたくしが今、あなたの運命を握っているのには変わりないですわ」
テラ サイド
正直驚いた
ノエルがここまで変わっていたとは
１週間ぶりのはずだけど、前よりも堂々としていて
彼女の実力は確かだ
あの悪魔がいなくても、たとえ私が協力していなかったとしても、一人でここまで来ることができただろう
今までは彼女の力を見るために、私は特に何もしていない
でも、もう十分だろう
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抹茶ラテ(プロフ) - スフィアさん» 本当ですか！？有難うございます！(T_T) (2020年3月12日 7時) (
レス) id: 30aac23090 (このIDを非表示/違反報告)
スフィア(プロフ) - ありがとうございます！抹茶ラテさんの小説、今度見させてもらいます( ´ ▽ ` )ﾉ (2020年3月11日 22時) (レス) id: 94d334dba8 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶ラテ(プロフ) - 凄く面白いです！私も被虐のノエルの夢小説を書いています！ドレッセル兄弟推しです！(*^^*) (2020年3月11日 22時) (レス) id: 464cd51256 (このIDを非表示/違反報告)
スフィア(プロフ) - 嬉しすぎて禿げます(？)ｗ ありがとうございます！ (2019年11月9日 9時) (レス) id: 813c6134c7 (このIDを非表示/違反報告)
ねむりねこ(プロフ) - やばいです 面白すぎて禿げます（？） (2019年11月8日 23時) (レス) id: b1690d9a63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スフィア | 作成日時：2019年4月3日 16時
