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2話 ページ3

「くふふ、良い目をするな。面白い、我はお前を近くで見ることにする」

 新しい玩具をもらった子供のように、口元を緩ませ笑っている

 「近くで見るって・・・?」

 「そのままの意味だ。時には協力をしてやろう。お前が目的を果たすまで」

 目隠しをしているのにどうやって見るのだと疑問に思った

 「それで、これからどうするのだ?さっそくバロウズを殴りにいくか?」

 「そんな無謀な事はしない。まず準備からしないと」

 というか、ここがどこだかも、自分のことも知らない

 ついでに隣にいるこいつの事も

 「まず状況を説明して」

 「ああ、そこも覚えてないのか。まず、我はシャナ。お前と契約した悪魔だ」

 悪魔・・・

 「代償は気づいていると思うが記憶だ。一般常識や知識的な事は残っているがな。それと、バロウズを殺したいという気持ちもだ」

 「・・・契約内容は?」

 「それを言ってしまえばつまらないだろう。理由も知らないのにバロウズを殺したい・・・なんと滑稽なんだ!これほど面白い契約者は久しぶりだ!」

 「・・・」

 あの悪魔の言ったとおり、理由さえ分からないのに、ただあいつを殺したいという思いだけが心に残っている

 「まず場所を移動しようか。雨が降りそうだ」

 空には黒い雲が覆っている

 「・・・そうね」

 「そこの洞窟で良いだろう。お前、付いてこい」

 「・・・その『お前』っていうのやめて」

 「名前知らないんだからしょうがないだろう」

 「お前以外だったら何でもいい」

 「それなら・・・『テラ』、そう名付けよう」

 「なぜその名前にしたの?」

 しばらく沈黙が続いた

 「・・・呼びやすいからだ」

 そうは思えない

 その名に愛着を持っているように感じる

 「ほら、早く行くぞ」

 考えても仕方ない、行くとしよう

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スフィア(プロフ) - 嬉しすぎて禿げます(?)w ありがとうございます! (11月9日 9時) (レス) id: 813c6134c7 (このIDを非表示/違反報告)
ねむりねこ(プロフ) - やばいです 面白すぎて禿げます(?) (11月8日 23時) (レス) id: b1690d9a63 (このIDを非表示/違反報告)
スフィア(プロフ) - ありがとうございます! (10月19日 18時) (レス) id: 813c6134c7 (このIDを非表示/違反報告)
えーふ - めちゃおもろいです 更新がんばってください (10月19日 17時) (レス) id: 0867fd6710 (このIDを非表示/違反報告)
スフィア(プロフ) - ありがとうございます!更新頑張るので、気長にお待ちください! (9月13日 17時) (レス) id: 1c1d9c17ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スフィア | 作成日時:2019年4月3日 16時

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