みずいろの。【すとぷり】

27話 ページ29

sideころん

何やら、藍染ちゃんは辛い過去があるかもしれない

靴を見た途端のあの変わり方は尋常ではない。

トラウマがフラッシュバックしたような…

兎に角、過呼吸気味になった藍染ちゃんに、

過呼吸の対処をしてから、

チクチクするのは気にせず画鋲を捨てた

さて、どうやらこれは本格的に始まるかもしれない

いじめが。

もうこの際カーストなんて地に投げ捨ててもいい

僕が動く。藍染ちゃんを助ける

ジェルくんだけいいとこなんて見させない

僕達はドアの前まで来た。

隣を見ると、足を震わせている君がいて、

僕は何故か胸がぎゅっと痛んだ。

助けたい。

「大丈夫。僕がついてるから」

本当は少しビビってる。

友達減るのは嫌だし、

女の子からのチヤホヤがなくなるのも嫌だ

でも、そんなことより

君を助けたい。力になりたい

そんなことを思いドアを開けた。

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