16話 ページ17
暫くエマと話していると、金髪の男子と可愛い女の子2人が視界に入った。
「あ、いくじなし君だ」
いくじなし君が誰だかはわからないけど、知り合いのようだった。
あれ、橘さんじゃない？
なんでここにいるかは分からないけど。
頭にはてなが浮かんでいると、ドラケン君がエマを呼んだ。
「このコタケミッちのヨメだからしっかり守っとけ」
「りょ〜か〜い」
エマの間延びした声、とても可愛いなんて見ていると
どうやらエマと金髪が知り合いのようで、それから修羅場っていった。恐ろしや。
ん、あ！！
あの金髪喧嘩賭博の時の…！しかも橘さんの彼氏？
てことは、アレがもしかして花垣？
随分ナヨナヨしてんだ。
「おい女、此処に何の用だよ」
『え？』
後ろから声をかけられたかと思ったらイカつい男が立ってた。いや、怖いって
「今から東卍の集会あんだよ」
ぁん？とガンつけられている。なんで私だけこんな目に遭うの毎回
ちら、と周りを見るもドラケン君もマイキー君もいないし、
橘さんとかエマは花垣とわちゃわちゃしている。
ひん……誰でもいいから助けて……
おもらししちやうよ？いいの？これから集会するのに私の残尿まみれのここでする事になるよ？
「おい、そいつ俺のツレなんだけど」
「誰のツレに手ぇ出してんだよ」
『ゎっ、』
肩に腕を回された感覚。隣からはふわふわとフローラルな匂い。
『場地さん…あと千冬も…』
「おまけ扱いすんなよ！」
いつもの発作を必至に抑え、鼻血がでないよう手で鼻を抑える。今鼻血は空気読めないって。
さっきまで凄んでいた男は場地さんと千冬を見るなり血相を変えて謝りながら人混みに紛れていった。
アレ、一件落着した？
東卍の中でなの場地さんと千冬の立ち位置は知らないけど、何やら凄い人達なのかもしれない。
なんだよアイツ、シメるか？みたいな会話が頭上で聞こえてきた。物騒すぎる。
でも、助けてくれたのは確かなのだ。今日も今日とてかっこよすぎた。
『ありがとうございます、場地さん。千冬もありがとう』
「おー。千冬ぅ、集会ん時お前の横にA置いとけ」
「うっす」
ほら行くぞ、なんて言われても…え、困るんだけど
私エマとおしゃべりしたいんだけど…
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蛙パーカー - ゼクハラリベンジャーズwww…すぅーー明日はお腹あたりが筋肉痛になるようです(察) (2021年8月29日 10時) (
レス) id: 4296e190f8 (このIDを非表示/違反報告)
あさ(プロフ) - みかんさん» 暖かいコメントありがとうございます！まだまだ至らぬ点ばかりですが嬉しい限りです！！これからも更新頑張ります！ (2021年8月26日 20時) (レス) id: 43b608d7b2 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 初コメ失礼します！！他作品の場地くんの教育係も見させていただいてるのですが、こちらの作品も素敵です！！いつも楽しく読まさせてもらってます！これからも頑張ってください！ (2021年8月26日 12時) (レス) id: 7a9f31c847 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あさ
作成日時：2021年8月26日 8時
