紅魔館の日常 (ページ3)

今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:3,761 hit

1話ページ3

しばらくして、咲夜が戻って来た。

そして、咲夜の隣にいるのが妹だろう。

「はじめまして。」

レミリアが挨拶する。

「はじめまして。レミリア御姉様？」

疑問そうに、Aが挨拶する。

しばらくの沈黙。先に口を開いたのは、レミリアだった。

「あなたのこと、詳しく教えて。」

「…はい。名前はA・スカーレット。年は485歳。」
淡々と説明していく。

レミリアが「能力は？」と聞くと、
「命を操る程度の能力です」と答えた。

「ありがとう。だいたいわかったわ。」
レミリアが言う。

「では、失礼します。」
Aがそう呟きかけると、
「私に向かって敬語は禁止。姉妹なんだから、仲良くしなきゃ。ね？」
とレミリアに言われた。

「わかった。レミリア御姉様。あとでね！」
満面の笑みで、レミリアにいった。

ええ、後でね。と、レミリアは優しく返事した。