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――そして昼休み。









給食を食べ終わり昼休みとなったので、Aはザワザワとした教室を出た。

教室にはAをバカにする"敵"ばかりだからだ。

中には気にかけてくれる子もいたが、Aはそれでも仲良くしたいとは思わなかった。

Aは散歩がてらと、学校の中をグルグルと歩き回っていた。


――すると、そこで……。




零「あ」


『あっ』


景「あ、Aちゃん!」



零と景光とバッタリ会った。



『えっと……

ゼロ君とヒロ君だっけ?昨日ぶりだね』


零「名前ちゃんと呼んでくれないか?;」



物忘れが激しいのか?とでも言いたそうな顔でツッコむ零。

景光は苦笑いしている。

別に名前を忘れたわけでもないのだが、Aはあだ名(こっち)の方が親しい感じがして呼びやすかったのだ。



『そんなことより……』


零「そんなこと!?酷くないか!?;」


景「ま、まぁまぁ!^^;
何かな?Aちゃん」



昨日の彼女はどこへ行ったのか、結構クールな雰囲気のA。

それに驚きつつ、廊下だということも忘れ大声を上げる零に、苦笑いした景光がおっとりとした口調で聞いてくる。

すると、Aが少し冷たい汗を流しながら申し訳なさそうな顔をした。



『あー……えっと……
二人とも歳幾つ?絶対年上だったのに私ったら馴れ馴れしくしてごめんね?』


零「え」


景「そんなこと気にしてたの?別にいいのに……
僕達6年だから、そんな歳変わんないと思うけど……」


『――えっ、4つ離れ。全然変わるじゃんか;』


零「ちょっと待て、その前に昨日の君どこ行った?キャラぶっ壊れてないか??」


景「えっ?その前にAちゃん2年生だったの!?なんか僕達の方が申し訳ないんだけど……;」


『??』



大人っぽいから全然2年生っぽくないな――と思い、冷や汗を流す零と景光。

Aも自分達が4つも年が離れていると分かり焦ったり首を傾げたり……。

自分でも忙しい人間だな――と、次ぐ次ぐ思ってしまったのだった。






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設定タグ:警察学校組 , 降谷零 , 松田陣平   
作品ジャンル:恋愛
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如月雪@ゆっきー(プロフ) - 雷鴉.Nさん» 素敵な感想ありがとうございます!黒鉄の魚影まだやってたんですね〜知らなかったです…! (8月22日 18時) (レス) id: 6abcd13843 (このIDを非表示/違反報告)
雷鴉.N - 黒鉄の魚影やっと見ました! 今までやってるのに驚きです。可愛かった。この作品も最高です! (8月22日 15時) (レス) @page36 id: 37dd88ffaf (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - いえいえ!寧ろ為でも大丈夫ですし、こっちがお礼言いたいくらいです!本当にありがとうございます!これからも宜しくお願いします! (2023年1月21日 11時) (レス) id: 307fefcaba (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - まみこさん» お名前載せても大丈夫でしたか? (2023年1月21日 10時) (レス) id: 307fefcaba (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - なんとか載せられました!本当にありがとうございます!! (2023年1月21日 10時) (レス) @page32 id: 307fefcaba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっきー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/0212akiha12/  
作成日時:2022年12月5日 23時

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