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『ただいま〜』
メ「あらA、おかえりなさ――!?
Aっ!どうしたのその怪我!?」
暫くして帰ってきたA。
するとメアリーは、Aが体にいくつか怪我をしていることに気が付いた。
そんな叔母の反応に、Aは大げさだと苦笑い。
『大げさだよお母さん〜!
秀兄とジークンドーで組手してたらコケちゃっただけ!』
メ「組手ってねぇ……。
強くなるのはいい事だけど、女の子なんだからヤンチャも程々にしておきなさいよ?」
『はぁ〜い、ごめんなさぁい……』
メアリーに怒られシュン…とするA。
するとエレーナが嬉しそうに笑い、Aに近寄った。
エ「あらあら、随分とヤンチャしてるのね。流石
『姉さん?お母さん、この人は?』
メ「私の妹――エレーナ。貴女の叔母さんに当たる人よ」
『お母さんの妹さん?うわぁ〜通りで美人さんだと思った!
私、娘の赤井Aです!よろしくお願いします^^』
エ「――!」
歳に似合わず丁寧に挨拶するAに、エレーナは真面目で優しかった姉の面影を重ねた。
ローズに死ぬ直前会った時、自分の娘を"天使"みたいだと自慢していたのを思い出す。
そして、自分が幼い頃から姉が言ってくれていた言葉を……。
エレーナは微笑み、優しくAの頭を撫でた。
エ「――Aちゃん。お転婆もいいけど、危ない事に関わる事だけはやめてね。
貴女の身に何かあったら、私とても悲しいから……。
だから、約束してほしいの。
――人間は、皮をひん剥けばみんな同じ血と肉の塊で
世界中に至るどんな人種だって、みんな同じ赤い血が流れてる
だから、その血を大切にしなさい。
本当に強い人っていうのは、心が強い人の事を言うのよ。
――……わかったかな?^^」
『う、うん…!わかった!//』
エレーナの言葉に、思わず「カッコいい」と思い頬が緩むA。
その日から、彼女のその言葉がAの頭から離れなかった。
それと同時に、エレーナが憧れる存在となったのだ。
しかし、このことが原因になったのだろうか……。
―
*後書き*
え、4400Hitってマジですか??←←今の今まで気づかなかった人
え、何かありがとうございます…!超嬉しい(笑)
それと、更新遅くなってすみません…!!(^_^;)
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如月雪@ゆっきー(プロフ) - 雷鴉.Nさん» 素敵な感想ありがとうございます!黒鉄の魚影まだやってたんですね〜知らなかったです…! (8月22日 18時) (レス) id: 6abcd13843 (このIDを非表示/違反報告)
雷鴉.N - 黒鉄の魚影やっと見ました! 今までやってるのに驚きです。可愛かった。この作品も最高です! (8月22日 15時) (レス) @page36 id: 37dd88ffaf (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - いえいえ!寧ろ為でも大丈夫ですし、こっちがお礼言いたいくらいです!本当にありがとうございます!これからも宜しくお願いします! (2023年1月21日 11時) (レス) id: 307fefcaba (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - まみこさん» お名前載せても大丈夫でしたか? (2023年1月21日 10時) (レス) id: 307fefcaba (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - なんとか載せられました!本当にありがとうございます!! (2023年1月21日 10時) (レス) @page32 id: 307fefcaba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆっきー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/0212akiha12/
作成日時:2022年12月5日 23時