【ONE PIECE】two heart...

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観客「うわぁぁぁぁ！！」
「きゃぁぁあ！！」
「天竜人を怒らせたぁぁぁぁ！」
「逃げろぉぉぉぉ！！」
「押すな！押すなぁ！」


ルフィが天竜人を殴り飛ばしたことで会場内は大パニックに陥った

観客たちは我先にと外へと飛び出し、会場に残ったのは麦わらの一味とハートの海賊団、そして天竜人だけとなった


ﾅﾐ「ルフィ！急がないと軍艦と大将が来ちゃう！」

慌ててケイミーの救出に取り掛かる一味



ﾛｰ「海軍ならもう来てるぞ。」

やれやれと椅子に腰掛けたローが落ち着いた口調で言った

ﾙﾌｨ「なんだ！お前！」

殺気立ったままのルフィがローを睨みつける


ﾛｰ「奴らならオークションが始まる前からずっとこの会場を取り囲んでる。この近くに本部の駐屯所があるからな。」


「でも流石に、この事態は想定していなかったでしょうけど。」

Aの視線の先には顔面を酷く歪ませ気を失っている天竜人の姿

ﾛｰ「ｸｯｸｯｸ、面白いもん見せてもらったよ。麦わら屋一味。」

足を組み、ローは満足気な表情を見せた


ﾛﾋﾞﾝ「貴方...トラファルガー・ローね。それから貴方はイェシェン・A。ルフィ、海賊よ彼ら。」

ﾙﾌｨ「え、そうなのか？」


ﾛﾋﾞﾝ「それにあそこの彼も。ユースタス・キャプテン・キッド。」

ｷｯﾄﾞ「...」


どうやら会場にはキッド達も残っていたらしい


ﾌﾞﾙｯｸ「あの方達がルフィさんより懸賞金が上の...」

ｳｿｯﾌﾟ「で、でたー！！」



ｼｬﾙﾘｱ「...ｯお前たち許さないあます！こうなったらこの人魚を殺すあます！！」

ｹｲﾐｰ「！？」


怒り狂った天竜人の1人がケイミーに銃口を向ける


ﾅﾐ「やめて！ケイミー！」

ｼｬﾙﾘｱ「死ぬあます！」

天竜人が引き金に指をかけた次の瞬間



ｼｬﾙﾘｱ「！？」

銃は放たれることなく変わりに天竜人が意識を失い倒れた

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