本編 14 ページ28
｢この世界からの解放が可能なら、別にクエストなんてする必要性ねーだろ。｣
シロウがそういうと、岩ちゃんは残念そうな顔をして
｢まだ可能じゃないよ。あのクソ野郎がまだ完成してない俺の世界を乗っ取りやがったからな。
アイツを見つけると可能になるかもね。｣
｢なるほど、つまり…エルを捕まえないと何しても無駄という事で御座るな？｣
全ての元凶であるエルを捕まえてからじゃないと、話が始まらないってとこか。
｢シロくん、君は1から100まで教えないと理解できないのかな？現役大学生のくせに…｣
｢ヒキコモリの高校生には言われたくねえよ。｣
あの二人ったらまた喧嘩してる！懲りないなぁ…。
呆れていたら後ろから女の人に声を掛けられた。
｢神也さん、ですよねぇ？はじめましてぇ、リナですぅ〜！｣
｢えっ！？あぁ、リナさん！｣
すごい…思ってたよりも美人さんだー！
｢そ、そんなことないですよぉ！お世辞が上手ですねえ。｣
え！？もしかして今の口に出てた！！？
｢出てないですよー。フフフ…｣
妖しく笑うリナさんの横に岩ちゃんが颯爽と現れて説明してくれた。
｢オレと同じく、こいつもNPCだ。
だが、オレはホビットでこいつは『アムレート』というエルフの希少種なんだ。
アムレートは人の心をよむことができる。｣
｢ほええ…｣
感心していると、イチが口出しした。
｢そんな種族、ありましたっけ…？｣
｢なかった。でも製作途中にコイツが勝手に作ったんだよ…。なあタイラムネさんよぉ…！｣
｢タイラムネ違います。便利だと思ったので作っちゃいました、駄目でしょうか？｣
そんなに潤んだ瞳で言われたら否定できませんよリナさん！
｢全然ダメじゃないですよ！面白いからいいんじゃないでしょうか！ねえシロウ！｣
｢何で俺に振るんだよ！知らねえよそんなの！！｣
冷たい奴め…そこはノる所でしょーが！！
｢ふふっ、お二人とも自分に素直ですねえ。｣
楽しそうに笑う彼女の笑顔はとても素敵で、私が男だったら多分イチコロだ…
そういや、男のシロウから見るとどうなんだろう。
｢なっ、何だよこっち見るなよ！！｣
顔を赤くしてそっぽを向いた。やっぱ、男から見ても可愛いんだな。
これが大人の魅力か…っていうかリナさんって一体何歳なの！？
｢内緒です。｣
また心をよまれてた…！
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りあ(プロフ) - もし、よかったら「貴方の完全オリジナル小説の派生作品をつくらせてくださいぃぃぃ！！！」を見てください♪そこに、コメントをぉぉ・・・どうか！おねがいします！！ (2016年3月2日 20時) (
レス) id: d722fb9a07 (このIDを非表示/違反報告)
ミラー。(プロフ) - りあさん» コメントありがとうございます！派生作品ですと！？書いていただけるのであれば書いて頂きたい！(((はい！遅いながらも頑張ります！ (2016年3月2日 14時) (レス) id: 072aee5fd4 (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - 面白いですね〜♪派生作品、かきたいくらいです！これからも頑張ってください！！応援してます！ (2016年3月2日 12時) (レス) id: d722fb9a07 (このIDを非表示/違反報告)
ミラー。(プロフ) - 黒子の葉っぱさん。さん» コメントありがとうございます！そのようなお言葉をありがとうございます…！更新はのんびりになりますが、出来ることならば最後までよろしくお願いします！アリスちゃんの出番を増やすように心がけますね！ｗ (2016年3月1日 14時) (レス) id: 072aee5fd4 (このIDを非表示/違反報告)
ミラー。(プロフ) - 里桜那さん» コメントありがとうございます！更新は相変わらずのんびりになりますが、それでもよろしくお願いします！ (2016年3月1日 14時) (レス) id: 072aee5fd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミラー。 | 作成日時：2014年3月11日 21時
