本編 2 ページ4
「買い出しの量多すぎないか…これ…。」
スマホを片手に呟いた。だってメールが10通以上届いてるんだもん…!
全く無理なことを言うぜ…我が弟よ…。でもメールの最後に
『頑張ってね!応援してるよ(・ω・)ノ』
なんて書かれたらお姉ちゃん頑張るしかないじゃないですか!
〜〜〜〜〜〜〜
結局カート4台分の食糧を買った。
店員や周りの人の痛い視線を避けながら、力自慢の私はずんずん歩く。
そして弟にメール。
『全部買ったよ(^p^)今から帰ります(*・ω・*)』
すると
『お疲れ様(´∀`)ゝ気をつけて帰ってきてね。心配(´・ω・`)』
さすが引きこもりながらPCマスターしてるだけある…返事早っ…。
とにかくさっさと帰って事情を説明してもらおーっと。
〜〜〜〜〜〜〜
帰り道もまわりの人の視線は痛かった…とてもつらい。精神的なダメージが……
「アネキ、お帰り。」
「だたいまー…あ"〜〜疲れた…」
言うと弟はニヤニヤして
「怪力のアネキでも疲れること、あるんだねーへー!」
ムカつくので首を絞めてやった。「ギブ!ギブぅ!」とか言ってた気がするけど無視無視!
弟が完全にノックアウトしたところで私はPCの前に戻り弟に聞いた。
「…で、これなんなの?」
「そ…それ、この状態の僕に聞く?」
「聞く。教えなさい。」
少し、ほんの少しだけ殺気を込めて…。
「ヒイ!わかったよ。教えるから殺さないでぇー!!」
「さすがに殺さないわよ…。だからさっさと教えて。」
そういうと弟は説明を始めた。
どうやらPCのこのウィンドウ、「はい」を押したら異世界に飛ばされるらしい。
それがPC上の世界なのか、それとも本物の異世界なのか…詳しい事は弟でもよく分からないようだ。
とにかく、このウィンドウが出てきたら異世界に行く使命を託されたも同じ…だそうだ。
そして弟は"一応のため"と私に買い出しを命じたみたいだ。
「現在、時刻は午前10時45分。よし…行くぞ!」
「はい」をクリックすると…
『二人のユーザーネームを入力してください』
えっ…。
14人がお気に入り
「ファンタジー」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りあ(プロフ) - もし、よかったら「貴方の完全オリジナル小説の派生作品をつくらせてくださいぃぃぃ!!!」を見てください♪そこに、コメントをぉぉ・・・どうか!おねがいします!! (2016年3月2日 20時) (レス) id: d722fb9a07 (このIDを非表示/違反報告)
ミラー。(プロフ) - りあさん» コメントありがとうございます!派生作品ですと!?書いていただけるのであれば書いて頂きたい!(((はい!遅いながらも頑張ります! (2016年3月2日 14時) (レス) id: 072aee5fd4 (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - 面白いですね〜♪派生作品、かきたいくらいです!これからも頑張ってください!!応援してます! (2016年3月2日 12時) (レス) id: d722fb9a07 (このIDを非表示/違反報告)
ミラー。(プロフ) - 黒子の葉っぱさん。さん» コメントありがとうございます!そのようなお言葉をありがとうございます…!更新はのんびりになりますが、出来ることならば最後までよろしくお願いします!アリスちゃんの出番を増やすように心がけますね!w (2016年3月1日 14時) (レス) id: 072aee5fd4 (このIDを非表示/違反報告)
ミラー。(プロフ) - 里桜那さん» コメントありがとうございます!更新は相変わらずのんびりになりますが、それでもよろしくお願いします! (2016年3月1日 14時) (レス) id: 072aee5fd4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミラー。 | 作成日時:2014年3月11日 21時