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本編 10 ページ20

「伝えることも伝えたけど、私たちここで何すればいいんだろ…?」

一番気になることだ。

「そうで御座るな…。黒幕がこの世界の中に居て、それを退治する、とか?」

『当たり。流石タっ君。オレが思うところ、これはエルの仕業だ。
 そしておそらくエルはそっちの世界の中に居る。だから探し出して欲しいんだ。』


「えー…めんどくせえな。」

と、シロウが言うと

『頼むよシロきゅん♡』

「きめえ!!ハートつけんな!!!」

『え〜〜〜〜〜!!オレとお前の仲でしょ!?いいじゃん別に!』

「男にハートつけられても嬉しくねえよ!このネカマ!」

あぁ、こんな会話チャットルームでもよく見るわ〜…っていうかウィンドウと自然に喋ってるこいつって…

「ねえ。シロウってこのゲームの何担当?」

「何って…タクキと世界の歴史作ったり、後はゲームシステムをちまちま。」

「そっか!じゃあ色々知ってるよね??」

言うとシロウは目を逸らして

「お前はまだ知らなくていいよ。」

私の頭を撫でた。

「…何よそれ…」

もう、子供扱いしないでってあれほど…と言いかけたところでシロウの姿が消えた。

「いくらシロウさんと言えど許しませんよ…うちのアネキに何してんスか?」

殺気に満ちあふれたうちの弟の魔法攻撃が何度もシロウにぶち当たる。

「げっ!うわっ!!ごっ誤解だイチ!や、やめろおお!!!」

死にかけながらシロウが赦しを乞うと弟は攻撃をやめた。

「アネキ、大丈夫…?何かされてない?」

ここはノってやろう!

「信じ難いセクハラを受けました…。」

「なっ!お前、嘘付いてんじゃねーよ!!!ちょっ、イチ!?やめろ!!!」

違うと分かっていても、おそらく攻撃はやめないだろうな…。

タク兄が本気で心配する中、私と弟は顔を見合わせて笑った。

『ツッコミが居ない恐怖ってこの事かな?
 エルの情報入ったけど、いる?』


「お願いするで御座る…。」

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りあ(プロフ) - もし、よかったら「貴方の完全オリジナル小説の派生作品をつくらせてくださいぃぃぃ!!!」を見てください♪そこに、コメントをぉぉ・・・どうか!おねがいします!! (2016年3月2日 20時) (レス) id: d722fb9a07 (このIDを非表示/違反報告)
ミラー。(プロフ) - りあさん» コメントありがとうございます!派生作品ですと!?書いていただけるのであれば書いて頂きたい!(((はい!遅いながらも頑張ります! (2016年3月2日 14時) (レス) id: 072aee5fd4 (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - 面白いですね〜♪派生作品、かきたいくらいです!これからも頑張ってください!!応援してます! (2016年3月2日 12時) (レス) id: d722fb9a07 (このIDを非表示/違反報告)
ミラー。(プロフ) - 黒子の葉っぱさん。さん» コメントありがとうございます!そのようなお言葉をありがとうございます…!更新はのんびりになりますが、出来ることならば最後までよろしくお願いします!アリスちゃんの出番を増やすように心がけますね!w (2016年3月1日 14時) (レス) id: 072aee5fd4 (このIDを非表示/違反報告)
ミラー。(プロフ) - 里桜那さん» コメントありがとうございます!更新は相変わらずのんびりになりますが、それでもよろしくお願いします! (2016年3月1日 14時) (レス) id: 072aee5fd4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミラー。 | 作成日時:2014年3月11日 21時

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