story49 ページ10
アツヤside
クソ！コイツ…認めたくはないがマジの強者だ！
下手したらコイツ…アニキよりも強いぞ！？
俺の得意な肉弾戦でさえ、コイツには全然通用してねえみてえだし…！
ああもう！俺はただでさえ『敗北』が嫌いなのによ！このままじゃ確実に負けちまう！
南雲「お〜？もう余裕もねえみてえだな？」
アツヤ「うるせえ！俺はまだまだやれるっつ〜の！」
南雲「強がりはやめとけ……よ！」
アツヤ「ウグッ！？」
煽り文句に簡単に乗ってしまった俺は、隙を見せてしまい南雲に思いきり鳩尾を殴られてしまった。
もろに喰らった俺は情けなく下へと落ちていく。
地面に打ち付けられる！？…と思っていたが。
綱海「おい！大丈夫かよアツヤ！」
綱海のヤローが俺をナイスキャッチしてくれた事により、何とか打ち付けられる事は避けられた。
アツヤ「……てかもう下ろせや！」
綱海「何だよ、素直じゃねえな」
俺がジタバタ暴れると、綱海は渋々と俺を下ろした。
チッ…！鳩尾がズキズキ痛んでやがる。
気に食わないが、アイツの攻撃力はここにいる誰よりも強いみたいだ。
だとしたらどうすりゃいいんだよ！俺は例え亜種だろうと、負けたくはねえんだよ！
むしゃくしゃしていると、立向居が寄ってきて話しかけてきた。
立向居「お二人さん！ここは協力してアイツを倒しましょう！」
アツヤ「ああッ！？んな事出来てたらもうとっくに倒してるっつの！」
綱海「何かいい作戦でもあるのか、立向居？」
立向居「はい！この作戦ならきっといけます！」
綱海「……よーし分かった！その作戦ノッた！」
綱海がいつも通りのノリでその作戦に賛同する。
しかも綱海は俺の方に期待の眼差しを向けてきた。
…お前も賛同しろってか？ハア？そんなの…そんなの…
アツヤ「やればいいんだろ！？」
そんないい作戦ノらない訳ねえだろうがよ！
そこへ火炎放射が俺たちに襲い掛かってきた。
俺たちが集まって何やら話し込んでるのを見て、南雲がしびれを切らして撃ってきたんだろう。
南雲「戦いの最中に堂々と話し込んでんじゃねえよ……！もしかして俺の事なめてんのか！？」
やっぱりお怒りかよ！だったらこっからは喧嘩といこうか？
アツヤ「お前なんてその辺の雑魚と変わんねえからな！」
南雲「ハア！？お前よくそんな事言えんな！？さっき俺に思いきり殴られたくせに！」
アツヤ「アレはわざとだ！」
南雲「ハ？(#^ω^)」
へッ…！絶対お前なんかに負けてたまるかよ！
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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8
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虹月彩葉(プロフ) - 千さん» カッコいいと言って下さりありがとうございます！ (2020年10月12日 22時) (
レス) id: 69f63be817 (このIDを非表示/違反報告)
千 - バトルシーンカッコいい…！ (2020年10月12日 0時) (レス) id: dac037c662 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虹月彩葉 | 作成日時：2020年9月18日 22時
