診察日記２１ ページ23
私は若様に横抱きされ自分も腕を首元に回しずっと胸元に顔をうずめたまま彼に身を任せた。
幹部達は2段目へと配置したようで若様はもちろんピーカを除いた最高幹部のみが王宮へと残っていた。
『ん?若様どこに糸ジョーカーを?』
｢フッフッちょっとな…そうだA、お前ら｣
『なんでしょう?』
｢初めてローに出会った日を覚えてるか…?｣
全員若様の言葉に静かに頷きそしてあの時の幼いローの姿を思い出す。若様の膝の上に座っていたが1つファミリーではない足音が聞こえ目線を送ると始末し損なったベラミーの姿に力が入る。
それを落ち着かせるように若様は私の頭を撫でる事で落ち着きは取り戻したが苛立ちは消えない。
｢何をしに来た、麦わらの首は取ったのか?｣
｢なぜAを俺の下へ送った!ホントにあんたの命令なのか!｣
『……若様とあなたの目的は昔から違うわ』
｢＿＿何でもよかった…この世界さえぶち壊せればな!｣
若様は私の肩を片手でグッと自分の胸の方へ抱き寄せ、そして空いてる手でベラミーを操り一方的なリンチが行われていく。
おもむろに若様はベラミーを糸で固定し私に目線を送る。
『"
｢がはｯ!｣
『このままついでに若様も1発どうでしょう?』
｢丁寧に遠慮させてもらおう｣
指から空気の弾をベラミーの体に数発撃ち込みその場に倒れ込み私は笑みを浮かべながら若様の方を見るがまた頭を撫でられ額にキスを落とされる。
｢A、もうそろそろコラソンが手配した避難先へ迎え｣
『嫌です』
｢お前を…失いたくない｣
『私だってあなたを失いたくない!…お願いだから隣で戦わせて私だって最高幹部なのよ』
若様は私の頭を撫でながら目を見つめ避難先へ行くように促されるが私は敬語が取れるのも気付かず彼に強く抱きつきそれを拒否する。
彼はいつも命令に背くことない私の初めての拒絶に戸惑っているようだったがその時2つの足音が聞こえる。
私たちは遂に対峙することになった。
｢分かった、最後まで頼むぞA｣
『御意。いつまでもどこまでも貴方と共に』
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腹ぺこ侍(プロフ) - ドフラミンゴ好きなのでめっちゃ引き込まれました！ギャグセンスも高くてとっても好きですwww更新頑張ってください！ (2018年8月23日 23時) (
レス) id: b1c8d6ac09 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルイ - このシリーズとても好きです。ドフラミンゴがキャラ崩壊しかけてるwｗw 続き楽しみにしてます。更新頑張ってください。 (2018年3月14日 0時) (レス) id: 14376a994a (このIDを非表示/違反報告)
亜藍(ｱﾗﾝ)(プロフ) - ハルさん» ありがとうございます!楽しんでいただけるよう頑張ります! (2018年2月11日 9時) (レス) id: 8e40931d42 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 振り向かせたいシリーズとても好きです！更新頑張ってください！ (2018年2月11日 1時) (レス) id: a618990e85 (このIDを非表示/違反報告)
亜藍(ｱﾗﾝ)(プロフ) - Mwpx2976さん» そう言ってくださると嬉しいです!更新、頑張りますね! (2018年2月9日 17時) (レス) id: 8e40931d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜藍 | 作成日時：2018年2月8日 19時
