[2BRO.] あなたと過ごした記憶

#19 ページ20

私は黙ってSNSにありのままの事を書くことにした。ただ兄者を悪く言えずユリアをたちの悪い相談女にし兄者と私を被害者として投稿した。まぁ兄者にFPS慣れてないとか相談したことを相談女に仕立て上げたことは少し無理があったかと思ったが、リスナーは信じてくれたらしく ひどい!2人とも大丈夫? 気を落とさないでください などのコメントで溢れかえっていた。

兄者はその投稿を廊下で見たらしく自分の事が書かれていないことに驚いていたが私が苦笑いすれば、泣きそうな顔で ありがとう と言葉を吐く。おついちさんはヤレヤレと言ったような顔で笑っていた。


『みんな、優しいね』
兄｢あぁその通りだな｣
おつ｢弟者もユリア連れてこっちに来てるらしいよ｣
『こうなったら言いたい事言ってやるぞ!』


SNSでのユリアアカウントは大炎上。
→兄者とAさんに嫉妬した馬鹿女
→兄者さんの優しさにつけ込んだクズ
→Aが可哀想!謝りなよ!
→たいして動画面白くねぇんだよww
などのコメントで溢れかえっており大荒れのようだ。私と兄者のところには心配コメントが来てくれ私は胸のつっかえが少しおりた気がした。

遠慮気味に病室のドアが開けば手を振る弟者に後ろであっという間にやつれた顔をしているユリア。
私は中に招き入れ話を聞くことにする。

ここでユリアが素直に謝ってくれれば私はあんな事を言ったりもネットにバラまいたりもしなかった。


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作者から

投稿遅れてごめんなさい!
学校が忙しく１日一作品やれるかギリギリです。
できる限り投稿しますが気長にお待ちください!

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