#17 ページ18
次の日の朝、少し寝ぼけた頭のまま2人のいるリビングへ向かう。そこには怒鳴り合いをする男女の声と冷たく突き放すように話す男性の声。私は不安気味にドアを開ければ3人の注目をあびる。
怒鳴り合いをしていたのは弟者とユリア、冷たい声の主はおついちさん。私は泣き腫らし怒りを隠しきれてない瞳のユリアに胸ぐらを掴まれるがすぐに弟者が離し、おついちさんがまた庇うように背中に隠してくれる。
ユリア｢お前のせいで兄者にふられた!やっと手に入れたのに!私の方が兄者の事が好きだったのに!｣
弟｢うるせぇよ!お前らが別れたからってAに八つ当たりするな!｣
おつ｢Aちゃん一緒に僕の家に避難しよう｣
発狂し泣き叫びながら私に手当り次第モノを投げてくるユリアにそれを抑えようとする弟者と避難させようとするおついちさんでパニックだ。私はとりあえずおついちさんの言葉に甘え避難しようとすれば、投げてきた硬い花瓶が頭に当たり額から血が出る。
『いた…ｯ』
ユリア｢あ…ふふっ、ざまぁみなさい!｣
弟｢お前いい加減にしろよ!｣
おつ｢弟者あとは任せるよ、Aちゃん病院行くよ｣
視界が赤く染まりおついちさんに支えられながら車に乗り病院へ向かう。タオルで止血しているとはいえクラクラしてくる。
病院につけばすぐに診察室へと運ばれ傷口を縫う処置を受ける。幸いあまり深くはなく軽い貧血で済み安心する。今日だけ傷口を安静させるため入院することになり病室へと向かおうとする。
荷物とかどうしようと思えば私の荷物を持った兄者が心配そうな顔で私の視界に入り込んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 83人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
楼亜(プロフ) - #ゆきおじ#さん» コメントありがとうございます!これから兄者さんとの絡みだらけになります、優しい言葉ありがとうございます!頑張ります! (2017年9月19日 1時) (
レス) id: d5768dd44b (このIDを非表示/違反報告)
#ゆきおじ#(プロフ) - こんにちは!!いつも更新楽しみにしています!!さいごのお兄さんの言葉でこのあと色々ありそうで、楽しみです!最後になりますが体調に気をつけて頑張って下さい!応援しています!! (2017年9月18日 23時) (レス) id: 00555c9fe5 (このIDを非表示/違反報告)
楼亜(プロフ) - ソルドさん» コメントありがとうございます!頑張ります! (2017年9月18日 14時) (レス) id: d5768dd44b (このIDを非表示/違反報告)
ソルド - この先が気になる！頑張ってください！ (2017年9月18日 8時) (レス) id: 5aa7608348 (このIDを非表示/違反報告)
楼亜(プロフ) - ∞まるたちょ∞さん» コメントありがとうございます!そう言っていただき嬉しいです…期待に添えるよう頑張ります! (2017年9月18日 7時) (レス) id: d5768dd44b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：亜藍 | 作成日時：2017年9月15日 21時
