[ONE PIECE] 彼らを魅了し続けるあの子はメイド長 (ページ42)

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給仕日記３９ページ42

義父さんはリンリンとぶつかるが改造されていない彼が勝てるわけなく彼女の攻撃をもろ食らってしまう。

それに反応したニジとヨンジが護衛を離れてしまったためシーザーらの前には次男カタクリ。

『" 火花(ヒバナ) "』

｢" 火花フィーガー(スパーキングフィーガー) "｣

｢!!?｣

私は足に熱をためカタクリの肩に蹴りを入れるとそこから火花が散る攻撃をし、イチジと一緒にシーザー達への道を開ける。

｢早くいけ!｣

『きゃっ…!』

イチジがシーザー達に声をかけた瞬間、私は彼に地面に遠慮なしに投げ飛ばされ受け身に失敗してしまう。

それを追うためイチジがこちらに来たがカタクリは彼を背後から蹴り飛ばし私の隣に不時着する。

『大丈夫!?』

｢っ…問題ない、いくぞ!｣

私が肩を庇いながら近寄るとイチジは口元の血を少し拭いながら再びカタクリへと向かう。

しかし流石は10億の男、あっという間にイチジをねじ伏せ彼の首を絞め始める。

『イチジを離せ!』

｢そんなにこの男が大切か｣

『当たり前よ!』

地面を蹴りカタクリの方へ再び蹴りを向けるがイチジを投げ私の蹴りを片手で受け止める。
その後、顔面に拳を受け止めてしまったが追撃のように宙に浮いてる私の体を蹴り落とす。

『かはｯ…!』

｢そういえば拒否権と言うのがあったな…お前がそれを解けば攻撃はやめてやろう｣

『ふ、ｯ…遠慮しておくわ』

カタクリは私の方へ近づいてきて顎を持ち上げ拒否権撤回を求めるが私は挑発するように笑い再び蹴りを食らわす。

意識を失っているのか目を開けないイチジから気をそらさせるため私は勝ち筋の見えない男と戦うことになった。

｢こんな男より俺の方が強いだろう｣

『心の強さではイチジが圧倒的ね』