[ONE PIECE] 彼らを魅了し続けるあの子はメイド長 (ページ39)

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給仕日記３６ページ39

｢いいかお前が何かしたらその手の枷を吹っ飛ばしてやるさペロリン♪｣

『いいか1つ教えといてやるがビスケット男から鍵はもらってあるんだよ飴男ｯ』

｢クラッカーがか?そんなはずないだろくくくっ…今すぐ爆発させてやろうかペロリン♪｣

『やってみろ』

私の首を絞めながら挑発を続けるペロスペローに対し顔に唾を吐きかければ怒りに震え私の手が吹っ飛ぶスイッチを押す。

その瞬間、イチジの叫び声が聞こえるが私はペロスペローの顔に蹴りを入れヴィンスモーク家のテーブルの上へと降り立つ。

『ね、大丈夫って言ったでしょう』

｢貴様…撃て!｣

『私は生身の人間なのよ』

軽く服の埃を叩きペロスペローを嘲笑えば彼は私をたくさんの銃弾の雨を受けるがテーブルを一蹴りし空へと高く飛べばペロスペロー目掛け足を振り落とす。

しかしその途中でリンリンの泣き声によって生じた衝撃波により私も吹き飛ばされ耳を塞ぐことで精一杯だったがサンジ様に横抱きされ一緒にヴィンスモーク家のテーブルへと再び降り立った。

『サンジ様…』

｢今の俺があるのはAさんが厳しく教えてくれたおかげだからな、あと俺も呼び捨てでいいさ…Aさんとは家族でいたい｣

『ふふ、ありがとう』

テーブルの飴を壊せば彼らの体を覆っていた飴が溶け全員驚いた表情でサンジを見つめる。
そして泥棒猫がレイドスーツを渡しサンジは私の額にキスをしまたどこかへ向かった。

『助けてくれたなら』

｢俺達も助けてやらないと｣

『｢平等じゃないわ / な｣』