[ONE PIECE] 彼らを魅了し続けるあの子はメイド長 (ページ38)

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番外編クリスマス２ページ38

イチジ様が私にくれたのは某有名ブランドのネックレス。以前一度だけ任務の帰りに靴にしか興味が無い私が唯一可愛いと零したのを覚えている。

それをずっと覚えていてくれたのかと思うと自然と頬は緩んでしまう。

『これ…』

｢可愛いと言っていただろ?その、嬉しい…か?｣

『とても嬉しいですよイチジ様』

｢!…そうか、ならいいんだ｣

私が固まっていたせいかイチジ様が伺うように聞いてくるので笑顔で答えれば少し顔を赤らめ安堵した表情を浮かべていた。

ほかの姉弟の方々にも私が好きなブランドの靴をプレゼントしてもらいジャッジ様からもプレゼントをもらいとても幸せなクリスマスになった。

『こんなにプレゼントしてもらったんだから私も何か返さなくては…』

｢そんな事は気にするな!我々からの気持ちだ｣

『しかし…!』

｢ならばAも入れて全員で写真を撮ろう、それが我々に対するプレゼントだ｣

何を返そうか悩んでいるとジャッジ様に写真を撮ることで良いと言われてしまう。
私はそれで良いのならと了承し、私を真ん中に左側にイチジ様、右側にレイジュ様。
後ろにニジ様とヨンジ様で1番後ろにジャッジ様。

｢それではいきますよ｣

使用人の合図で写真を撮ってもらう。
その後、各々部屋に戻り私は現像した写真をもらう。

『メリークリスマス』

写真を飾り1つワインを飲みながら外を眺めると雪が舞っていた。
たまにはこんな日もいいなぁと思い眠りについた。

次の日の朝、起きるとベッドの周りに姉弟から更にプレゼントが靴下の中に入っており朝から笑顔になったのはいい思い出。