給仕日記２ ページ3
｢Aこっちよ!｣
『お待ちくださいレイジュ様、あまりはしゃぎますと転びますよ』
｢大丈夫よ、…きゃっ｣
『!…ほら、言わんこちゃないだろ。王族としての自覚を持て』
｢はーい、ごめんなさい｣
レイジュ様と街へ出向けば子供のようにはしゃぐ彼女。いつもは大人っぽく色気がある彼女だが私の前だと安心するのか子供のようになる。
それはそれでいいのだが如何せん私の脚力は人並み外れているため、転びそうになったレイジュ様を支えようと踏み込んだ場所と着地した場所には亀裂が入っている。
｢パーティーにはあなたも着いてくるのよ、いいわね｣
『わかりました』
｢そうとなったらお揃いのドレスがいいわ｣
『ですからレイジュ様、王族とメイドでは身分というものが…』
｢私がいいって言ったらいいのよ｣
『はぁ、この我儘娘』
｢ふふ、この暴言メイド長さん｣
私よりあたま一つ小さい彼女に手を取られ買い物を進めていく。
率先して買い出しをしている姿に 成長したな〜 としみじみ思うのも最近は多くなった。
兵士｢レイジュ様!Aメイド長!こんにちは｣
｢みんな、お疲れ様〜｣
『こんにちは、今日も１日頑張りましょう』
街で兵士とすれ違えば敬礼をしながら挨拶をされるのには未だに慣れない。
買い物が終わり城へ帰ればイチジ様に捕まる。
｢…稽古、久しぶりにつけてはくれないだろうか｣
『ええ、私でお相手になるのでしたら良いですよ』
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亜藍(ｱﾗﾝ)(プロフ) - みみさん» そうですね、後で訂正しておきます (2018年8月14日 11時) (
レス) id: 8e40931d42 (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - 魅力じゃなくて魅了かと (2018年8月14日 11時) (レス) id: 8777e73c70 (このIDを非表示/違反報告)
サトミ(プロフ) - 続編楽しみにしています！ (2018年3月28日 17時) (レス) id: f000ea7b93 (このIDを非表示/違反報告)
Ｍ・Ｍっち - 面白かったです！続きがみたいので続編よろしくお願いします！(;＞_＜;) (2018年3月20日 19時) (レス) id: 21b4a7431c (このIDを非表示/違反報告)
黒点 - 続編お願いします！ (2018年2月11日 12時) (レス) id: 6d9a5fa487 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜藍 | 作成日時：2017年10月29日 17時
