[ONE PIECE] 彼らを魅了し続けるあの子はメイド長 (ページ17)

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給仕日記１６ページ17

私達などいない者として扱うかのように話す麦わらのルフィ。兵士が撃とうとした時、サンジ様が顔面を蹴り飛ばし追い払う。

そして自己紹介を始めていき、相手のことを貶すがそれは本心ではないことを感じとる。

｢帰れ、他に意味なんかねぇよ｣

『ジャッジ様…』

｢好きにやらせておけ｣

このまま2人でやるのを見ていていいのかと声をかけるもサンジ様のために良いと判断したのであろう。
私は黙って2人を見つめる。

泥棒猫の泣き声虚しくサンジ様の蹴りがきまりこちらへ帰ってくる際、その泥棒猫からキツいビンタをもらうも待たせたと猫車へ帰ってくる。

｢＿＿＿旅はまだ途中だぞ!｣

『…サンジ様、頬をお冷やしください』

｢あァ…っ｣

あれだけの攻撃をくらってもなお麦わらのルフィは諦めない。他の兄弟やジャッジ様に泣いているのをバレないよう簡易濡れタオルを渡しフォローをする。

『天気が…!』

｢怒りの軍団が通るぞ!｣

｢どうやら麦わらを討ち取りに行く様だな｣

ビッグマムの復讐の軍隊がぞろぞろと歩いていく。
さすがに少し心配をしてしまう。

｢A｣

『なんでしょうイチジ様』

｢お前は他の者の心配など無用だ｣

｢そうそう!Aは綺麗だからな!｣

｢それに強いからな｣

『自分の心配をしてろという事ですね、お気遣いありがとうございます』

兄弟達に自分の心配をしてろと強くいわれる。
それはカタクリの事があったからだろう。

そしてついに着いたビッグマムの城。
なにか不穏なことが起きないことを祈るばかり。

『色んなものが話してて怖いですね』

｢顔を削ぎ落とすか?｣

『イチジ様それをしたら結婚が台無しになりますよ…』

｢そうだな…ならば手を繋いで行ってやろう｣

『(繋ぎたい口実を作ったな)ふふっ、ありがとうございます』