[ONE PIECE] 彼らを魅了し続けるあの子はメイド長 (ページ8)

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給仕日記７ページ8

『ひとまずここでは何も見なかったことにする』

｢私達が騒ぎを起こし兄の結婚が破談になっては事だ｣

『お互い慎重に…では幸運を』

麦わらたちのところにペコムズがいたり色々あったが今、騒ぎを起こしては元も子もない。
我々は大人しく引き返すことにした。

｢A、今日のおやつはなんだ?｣

『ポップコーンにしてみましたよ』

｢お、いいね～｣

ジャッジ様に連絡をすればサンジ様は直に着くとのことだったのでホールケーキ城の裏にあるアプリコッ湖を目指す。

部下のメイド達に指示をしてポップコーンを作らせればヨンジ様は子供のように喜ぶ。

｢いただきます｣

『あと数時間後には着きます、私は自室で休んでますので何かあったらお呼びください』

｢あぁ、お疲れ｣

ヨンジ様に断りを入れてから自室に行き休む。
同じ景色が続く外を眺めていると自分用のでんでん虫が鳴り響く。

『はい、Aです』

｢俺だ｣

『イチジ様…どうされましたか』

｢いや、サンジはどうだ｣

『もういるようです、そちらはどうですか?』

｢無事終わったよ｣

相手はイチジ様。
戦争をおわらせに行っていたはずなのでそれが終わり私に連絡をしてきたのだろう。

｢はやくお前に会いたいと思ってな、連絡をしてしまった｣

『ふふ、私達の方が早く向こうにつきますのでお待ちしていますね』

いつも通りのイチジ様にどこか安心する。
そのまま任務の話を聞きサンジ様のことなどを伝える。

きっと悪い顔をなさってるんでしょう、イチジ様。

｢2日後には行ける…だから＿｣

『分かってます、早く帰ってきなイチジ』

｢!…あぁ!また明後日に｣