奮闘日記１０７ ページ25
ｼﾞｭﾔ｢あら?そろそろ限界かしら｣
『…(さすがにキツい、次で決めないと)』
あれからジュヤと肉弾戦となっているが実力はお互いほぼ互角。そして私の体力が尽きる寸前ではあった。
なので勢いよく近づき武装色の覇気で蹴り上げ下から無数の水弾を打ち上げる。
ジュヤが血を吐き出すのを確認すると同時に私も限界がきた。
『…! (ヤバいｯ)』
目眩がし体が傾くのを感じ目の前に迫ってくる地面を受け入れようと目を閉じる。
しかしいつになっても衝撃は来る気配がなく誰かに抱きとめられると同時に欲していた空気が体内に入ってきた。
｢悪い、盛られちまった｣
『ﾊｯ…ﾊｧｯ…ドフィ!』
ｼﾞｭﾔ｢なぜ…っ認めませんわ…!｣
｢帰れ｣
ドフィが心配そうな顔で私を見つめているのが視界に入る。そしてジュヤか凝りもせずこちらに向かってくるがドフィの覇気の前に怯みその場に座り込んでしまった。
私はドフィに抱き上げられたままファミリーと合流し全員で帰路につく。
呆気ない最後、まさにこの言葉がピッタリだった。
｢特に苦しくないか?｣
『えぇ大丈夫、ドフィが盛られるなんて…』
｢フフッ俺だって普通の人間だ、油断してる時くらいあるぜ｣
『ねぇ、今日は夜空を見ながらバーベキューでもなりましょ』
｢あァそうだな｣
王宮へと帰る時、ドフィの膝の上で頭を撫でられながら少し甘えてみる。
私も最初の頃に比べれば随分甘くなったと思う、それにドフィに見合う女になれたかな…なんて。
あなたと一緒に見る星がこんなに綺麗だなんてあの頃の私は気づかなかったでしょう。
" いつもと変わらないです " と悪態ついてる自分が脳裏に浮かびクスッと笑みがこぼれた。
｢何食べたい?｣
『バナナワニの肉』
｢鰐野郎にフルボッコされんぞ…｣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
次回、最終回。
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亜藍(ｱﾗﾝ)(プロフ) - エネさん» ありがとうございます( ; _ ; )ご期待に添えるよう頑張ります！ (2018年2月2日 22時) (
レス) id: 8e40931d42 (このIDを非表示/違反報告)
エネ - 完結おめでとうございます?（≧∇≦） これからも素敵な作品を期待しています( *｀ω´) (2018年1月31日 23時) (レス) id: dd50939e7d (このIDを非表示/違反報告)
亜藍(ｱﾗﾝ)(プロフ) - 由那さん» コメント遅くなってごめんなさい!そう言ってくださると嬉しいです…次回で最終回ですが最後まで楽しんでいただけるよう頑張ります! (2018年1月29日 15時) (レス) id: 8e40931d42 (このIDを非表示/違反報告)
由那 - とっても面白いです(≧∇≦)b 面白すぎるので、もう一回１から見直しました！これからも更新がんばってください！ずっと応援してます♪ドフラミンゴカッコいい〜〜☆彡 (2018年1月24日 21時) (レス) id: 5029201a39 (このIDを非表示/違反報告)
亜藍(ｱﾗﾝ)(プロフ) - なさん» こちらこそそんなに褒めていただけて嬉しいです…照れます…ありがとうございます…! (2017年12月16日 21時) (レス) id: 8e40931d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜藍 | 作成日時：2017年12月6日 18時
