《100》 ページ7
????「待ってたよ、Aちゃん。」
話し掛けてきたのは紛れもなくエゼルダームの生徒。
黒髪にきつくカールされた毛先。瞳は紅く、ほぼ全身が黒っぽい。かろうじてニーハイソックスとリボンは赤系統だけれど。
この子は____リオーネちゃん……
リオーネ「君には……これを持ち歩いて欲しいんだ。」
そう言ってポケットから小型のイヤホンを取り出し、私の手に握らせる。
リオーネ「これなら君にも役に立つ。テレパシー機能もあるから付けている間なら僕と心中で会話もできるし……僕達のしている事も大体、盗聴できるだろう。」
A「何で、こんな事……」
リオーネ「僕は行きたくてロンドニアにもエゼルダームにも行ったわけじゃない……セレディ先生に助けられたから、ただ意のままに操られるだけを演じて乗り切ってるだけさ。……ところでCCMは持ってる?」
彼女に聞かれて「うん。」と頷く。鞄からCCMを取り出した。
リオーネ「僕とアドレス交換して欲しい。この場じゃ限度があるんだ。最近はキヨカに見つかりそうになるし……」
口を動かしながらも互いのCCMを近付けてメールアドレスを交換していた。
彼女は終わるとCCMをしまい、「またね。」と笑うと開いていた窓から飛び下りた。
リオーネちゃんは普通の人じゃないね……3階から飛び下りても華麗に着地するし。
私もCCMをしまい、自分の部屋に入っていった。
はぁ……明日はもう少し、楽しい事があればいいのだけれど……
.
.
.
.
.
ブルル…
A「おわっ!?」
唐突にCCMがバイブ音を発したので跳び上がってしまった。
メールが届いていたようで、開くと……
.
.
.
.
.
“今すぐイヤホン付けて。”
.
.
.
.
.
という、言葉が連なっていた。
何があったかは分からないが差出人がリオーネちゃんからなので慌ててコネクタに差し込み、イヤホンを耳に当てる。
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
????『____が必要だね。』
.
.
.
.
.
セレディ先生の声……!?
−−−−−−−−−−
毎度毎度の作者コーナー!←
ヒカル「どうやら、駄作者から話があるんだそうだ。」
A「早く駄作者、その事についてどうぞ!」
実はですね、100話超えたので記念に今までの事を振り返ってみようかなと……!
●この小説のお気に入り、評価が話数を重ねる度、増えてきた事
●コメントして下さる方が増えた事
A「皆、ありがとうね!」
アラタ「これからも宜しくな!」
end
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
8人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
籠。(プロフ) - 確かにwww (2013年11月23日 15時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
魂魄ヒカル(プロフ) - 籠。さん» うぬww 新しい言葉www (2013年11月23日 7時) (レス) id: 46075e078c (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 魂魄ヒカルさん» 昼寝ならぬ夕寝www (2013年11月22日 22時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
魂魄ヒカル(プロフ) - 籠。さん» 帰って17時から今まで寝てたww (2013年11月22日 20時) (レス) id: 46075e078c (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 魂魄ヒカルさん» 本当!?ありがとう!!!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ (2013年11月22日 18時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:籠。 | 作成日時:2013年11月14日 18時