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《133》 ページ40

ヒヨコ「……という事なんです。」

言い終わってから更にしゅんとうなだれる。私は彼女にどう声を掛ければいいか分からなかった。

ヒヨコ「別に、気を遣わなくてもいいですよ。私、ずっと弱いって言われてきたので……」

A「弱い?すぐに強くなれるよ!」

ヒヨコ「そんなの……嘘です。私……強くなんて、なれません。」

俯いて涙声になった。そんな中でも否定する事は忘れていなかった。

ヒヨコちゃんの場合は開花するのが遅いだけ。私と……同じようにね。

私もまだオーバーロードを覚醒させたがどう発したのか憶えていない。まだ私の力は蕾の状態なのだ。

A「ヒヨコちゃん……私とLBXバトルしない?」

ヒヨコ「無理です!負けます、私!!」

嗚咽混じりの必死な訴えに一瞬、諦めようかと思ったがそれでは彼女の為にならないと思った。

ヒヨコ「……Aさん、強いのにバトルするなんておかしいです!Aさんはもっと強い方と対戦するべきなのに……!」

A「そうかな。少なくとも君と対戦するのは大切だと思うよ。」

ヒヨコ「どういう事ですか?」

A「____君の力が引き出せるかもしれないからだよ。」

ヒヨコ「あり得ませんね。……でも、戦ってみます。」

A「よし!後で夕食食べ終わってからLBX持ってあの部屋ね!」

ヒヨコ「は、はいっ。分かりました!」

彼女と別れようとしてはっとする。考えてみれば彼女は転入生なのだ。自分の部屋を知らないだろう。

ヒヨコ「あの……303号室って……どこでしょう?」

A「私の部屋の隣だ!案内するね。こっちだよ。」

私の部屋は302号室。彼女は303号室なのでもはや案内しなくても私についてくればあっという間なのだが。
彼女と別れ、自分の部屋に入ってから急いで着替えた。気が付けば現在、6時50分。早く下に行かなければならない時間帯だ。
食堂までまたヒヨコちゃんと一緒に行く事になったのは当たり前だと言わざるを得ない。

.

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???「あっ……悪い……ヒヨコを案内させちゃったな。」

《134》→←《132》☆


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設定タグ:ダンボール戦機WARS , ダンウォ , 星原ヒカル   
作品ジャンル:アニメ
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籠。(プロフ) - 確かにwww (2013年11月23日 15時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
魂魄ヒカル(プロフ) - 籠。さん» うぬww 新しい言葉www (2013年11月23日 7時) (レス) id: 46075e078c (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 魂魄ヒカルさん» 昼寝ならぬ夕寝www (2013年11月22日 22時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
魂魄ヒカル(プロフ) - 籠。さん» 帰って17時から今まで寝てたww (2013年11月22日 20時) (レス) id: 46075e078c (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 魂魄ヒカルさん» 本当!?ありがとう!!!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ (2013年11月22日 18時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:籠。 | 作成日時:2013年11月14日 18時

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