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学校にて______
ユノ「はぁ?変な夢を見た?」
A「うん。」
現在、昼休み。今日はミーティングではなく、普通の休み時間だった。
ユノ「で、どんな夢だったの?」
A「んーと……私が小さい頃の夢。何か、ディテクターっていう組織が私達をさらおうとして……」
ユノ「ちょっと待った。……私達ってどういう事?」
A「あー……私と、“お姉ちゃん”?とリオっていう子。」
ユノ「ちょっとちょっと、何で疑問形なのよ。」
A「だって、夢の中で私がそう呼んでたから……」
おかしいな……私に“お姉ちゃん”なんて存在、いないのに。
じゃあ何であんなにリアルだったのだろう……?
ユノ「あら……?Aにお姉さんなんかいたっけ?」
A「いない……筈だけど……」
ユノ「親戚とかかしらね。」
A「そうじゃない?」
そうだ。親戚という線もあったのだ。取り乱した私が馬鹿だった。もっと、考えるべきだったのだ。
ユノ「聞き捨てならないのはディテクターよ。A、ディテクター事件に巻き込まれそうになったって事じゃない!!」
彼女は顔を青ざめさせてわなわな口を震えさせていた。
私的にはかなり昔の出来事だった為、怖いのかは覚えていないが、あの夢を見たら少々恐ろしくなってきた。
ユノ「あー……もう休み時間終わるじゃなーい。もうちょっとAと話したかったのに!」
残念そうに言うと自分の席に行ってしまった。実を言うと私も名残惜しい。
次はウォータイムか……ユノは出るけど、私は体育館に行くんだったけ……?
辺りは徐々に静かになり始め、美都先生が来た時には誰一人として声を発さなかった。
美都「時間になったわ。準備して。……灰原さん、話したい事があるの。一緒に来てくれるかしら?」
A「は、はい……」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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籠。(プロフ) - 確かにwww (2013年11月23日 15時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
魂魄ヒカル(プロフ) - 籠。さん» うぬww 新しい言葉www (2013年11月23日 7時) (レス) id: 46075e078c (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 魂魄ヒカルさん» 昼寝ならぬ夕寝www (2013年11月22日 22時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
魂魄ヒカル(プロフ) - 籠。さん» 帰って17時から今まで寝てたww (2013年11月22日 20時) (レス) id: 46075e078c (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 魂魄ヒカルさん» 本当!?ありがとう!!!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ (2013年11月22日 18時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:籠。 | 作成日時:2013年11月14日 18時