灰原ユウヤの弟…ではなく、妹は女好き系美少女なんです。[part3]【ダンボール戦機WARS】 (ページ32)

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《125》ページ32

ユノの顔を見るのが嫌になって、私はご飯を食べて下げ、自分の部屋に帰って行った。
溜め息をついてやる事を全部してから眠りについた。
暗い中、天井を見ていると眠気に襲われて、目を閉じた。

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____ここは……どこなんだろう？

夢……？あ、そうみたい。

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『ねえねえお姉ちゃん！レッドリボン、改良したの？』

『そうよ。この子はレッドリボンAなの。』

『お姉ちゃん、メカニックになるから改良もできなくちゃいけないの？』

『……ええ。私は神威大門統合学園に行くから……』

『私と離れちゃうの……？』

『ごめんね、A……私は行かなくちゃならない。貴方をあの島でも守る為にも……』

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ｶﾞｼｬｧｧｱｱｱﾝ

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『____いたか、“セブンス”……さあ、私の手となり足となり、存分に力を発揮するがいい。』

仮面の男が二人の少女に近づく。

『……ディテクターの一人ね？』

『そうだ。大人しくしてればすぐ開放してやろう。』

『あ……お、お姉ちゃん……？』

『この子は守らなきゃ……私が行きましょう。』

『え……待って、お姉ちゃん……!!』

“私”は呼び止める。でも、彼女が振り返る事などなかった。

『____リオ、貴方は……Aの記憶を組み換えて。』

『分かった。ごめんね、Aちゃん……』

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辺りは真っ白となり、目を覚ました時には朝になっていた。
さっきのは、夢だったのにリアルな感じだった。

A「何だったの……？」

やけに心臓が大きく波打っている。

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この夢を見たのは____初めてだ。