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1機も姿を現さず、ウォータイムは終了した。
あちらこちらで「これはどういう事だ……?」とか「エゼルダームは何をしているんだ……?」とか、騒ぎだしていた。
A「おかしい……エゼルダーム……」
アラタ「なあなあ、ヒカル、A。一緒に帰ろうぜ!」
A「ん……?あ、うん。」
私達は下駄箱に向かう。いつの間にかセレンちゃんは隣にいなかった。寮にそそくさと帰っていったのだろう。
靴に履き替えて、暗くなりつつある空を仰いだ。奥の方から暮れていくグラデーションのような色合いにうっとり目を細めた。
昨日もこんなに綺麗な夕暮れで……ダック荘に着いた時に……
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____ジン兄さんに抱き締められて……あっ……
思い出してはいけない時に昨日の出来事が鮮明にフラッシュバックした。
ヒカル「A、何考えてたんだ。凄く顔赤いぞ。」
彼が鈍感でよかったのはそれでいいのだが、アラタ君はにやにやしていた。ヒカル君が彼に視線を移すと「アラタ、どうした?気持ち悪い……」とひきつった表情でそう言った。
アラタ「いやぁ……ジンさんから話してくれたんだ。『アラタ君ならAの事好きだろうから分かってもらえるだろう。』とか言って……
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____昨日、ジンさんに抱き締められたんだろ?」
ヒカル「海道ジンに……!?」
気が付いたら私達は立ち止まって、話をしていたらしい。ダック荘の近くなのだからやめて欲しいとは思うのだが。
ヒカル君は目を丸くして私を見るものだから相当、驚いてるのだと思われる。
アラタ「俺さ、伝えられた時、ジンさんを恨めしく思ったんだ……Aが好きだから。」
ヒカル君の存在なんて忘れてアラタ君は私に抱き付いてきた。
アラタ君は、鈍いと思ってたのに……!!
ヒカル君はふいと視線を外し、ダック荘へと逃げ出してしまった。彼に強く抱き締められ、走っていった者を追いかける事ができない。
何で、何で……!?
何で____逃げるの……?
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A「ごめんね、アラタ君。今の私は……返事なんてできない。」
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だって、私は君よりも______
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今日も始まる作者コーn((殴
A「大ニュース大ニュース!」
ヒカル「この話」
アラタ「part3にいくらしいぜ!」
ヒカル「僕だけセリフ短い!(怒)」
なので、part3にいきます!
準備ができ次第、続編のURL貼り付けるのでお待ち下さい!
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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籠。(プロフ) - 葉月さん» そう?ありがとう!///お姉さん欲しいよね!あまり居ないと悲しくなる…(´・_・`) (2013年10月29日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 籠。さん» いやいや、龍はいい人だよ!私のリアはちょっと崩壊寸前…(^^; おぉ、良いね!私もお姉さん欲しいな!アニメの事話せる。リア友は…、うん、こっちもダンウォ見てる人全然居ない…。 (2013年10月28日 1時) (レス) id: 50e1fc8928 (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 葉月さん» 別の視点になってるって感じてくれるなんて嬉しい!o(*^▽^*)o私は良い人ではないよ><;;葉月ちゃん自身が私の妹だったらダンウォについて語れたのになぁ…;リア友とかダンウォ詳しく知らないらしいし…www (2013年10月24日 22時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 籠。さん» んー…確かにアニメに似るとアレかもだけど、龍のはアニメに程よく沿ってて、アニメの物語を別の視点から見れる感じだよね♪あ、それと、本当に龍は良い人だね〜!リア友に龍がいれば良いのになwww (2013年10月24日 0時) (レス) id: 50e1fc8928 (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 葉月さん» そうかな…アニメと似ちゃってるから私的には自分の小説はどうなんだろうwって思ってるwwwそんな事ないよ!><;;アドバイスさせて貰っただけでも嬉しいよ!/// (2013年10月23日 13時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:籠。 | 作成日時:2013年10月16日 22時