《88》 ページ44
まだ、ふらふらしている足取りでアラタ君は二人に支えられて帰っていったらしい。今日はほぼ、寝る時間に費やされるだろう。
現在、5時過ぎ。門限もそれなりに迫っている時間帯だった。ユノ達は先に帰ってしまっていたようで、玄関には他のクラスの女子しかいなかった。
私よりも前に彼らが帰ったので残されている私を見て、隣にいるジン兄さんが声を掛けてくれた。
ジン「送っていこうか?」
A「……うん。お言葉に甘えて。」
立ち並ぶ木々を抜けて、私達は暫く黙ったまま寮を目指していた。
ジン兄さんは仕事あるのに……悪かったかも……
私の心には後悔しかなかった。
おもむろに彼が口を開いて、空を仰いだ。
ジン「最近はあまり喋ってないかもな。……昔は、Aの為に花を摘みにいって、楽しく遊んでいたのに。」
視線は相変わらず、空だが気持ちは沈んでいるようだ。
A「昔、ね……。ジン兄さん、あの頃は明るく振る舞ってくれたよね。」
思い出して苦笑する。
本当に昔は____ジン兄さんは明るかった……
ジン「そうだよな。」
視線を落としていき、最終的には目的地の方を見ていた。
表札が見えてくる。
____ダック荘。ここの寮の名前である。
私は彼に向き直り、ぺこりと頭を下げた。
A「ありがとう、ジン兄さ______……!?」
先を言おうとして遮られた。
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彼に、抱き締められたから______
こんな所で……こんな事したら……/////
A「ちょっ、ジン兄さん……///」
ジン「す、すまない……!!///」
彼も顔が赤い。
ジン「……またな。」
A「え、あ……うん!またね!」
彼はコートを翻して学校に戻っていった。
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____頬が……熱いよ……///
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突然の作者コーn((殴
ヒカル「ねえ、駄作者……これ、どういう事なの?」
それは……私にもさっぱり……w
ヒカル「笑うとこじゃないから。」
だよねw
ジン「なんか僕が積極的なのは何故?」
作者の気持ちで動かされてると思って!
A「ていうか、駄作者は何でこのコーナー作ったの!?」
気分だよ!?
皆何か私に冷たい!Aちゃんには甘いのに……!
ジン「Aにべた惚れだからな」←
ヒカル「僕は……別に……///」
ふうん……はい、大体ヒカル君の気持ちは分かったのでここまでね!
ヒカル「勝手に終わらすな!!!」
★作者コーナーend★
(次回も続くよ!)
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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籠。(プロフ) - 葉月さん» そう?ありがとう!///お姉さん欲しいよね!あまり居ないと悲しくなる…(´・_・`) (2013年10月29日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 籠。さん» いやいや、龍はいい人だよ!私のリアはちょっと崩壊寸前…(^^; おぉ、良いね!私もお姉さん欲しいな!アニメの事話せる。リア友は…、うん、こっちもダンウォ見てる人全然居ない…。 (2013年10月28日 1時) (レス) id: 50e1fc8928 (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 葉月さん» 別の視点になってるって感じてくれるなんて嬉しい!o(*^▽^*)o私は良い人ではないよ><;;葉月ちゃん自身が私の妹だったらダンウォについて語れたのになぁ…;リア友とかダンウォ詳しく知らないらしいし…www (2013年10月24日 22時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 籠。さん» んー…確かにアニメに似るとアレかもだけど、龍のはアニメに程よく沿ってて、アニメの物語を別の視点から見れる感じだよね♪あ、それと、本当に龍は良い人だね〜!リア友に龍がいれば良いのになwww (2013年10月24日 0時) (レス) id: 50e1fc8928 (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 葉月さん» そうかな…アニメと似ちゃってるから私的には自分の小説はどうなんだろうwって思ってるwwwそんな事ないよ!><;;アドバイスさせて貰っただけでも嬉しいよ!/// (2013年10月23日 13時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:籠。 | 作成日時:2013年10月16日 22時