《51》★☆ ページ5
リオーネ「ありがとう、オトヒメ。僕は、もう行く。」
泣いた跡が残っている。涙でぐしゃぐしゃに濡れた頬は限界まで泣いていた事を物語っている様だった。
オトヒメ「____戻って来てね。待ってるから!」
もう一度、抱き締めて体を離す。彼女はまたしても泣きそうになっていた。
辛いのは私も、リオーネも一緒なのに……最後は笑おうと思ってた矢先にこれですわ……
リオーネ「戻ってくる。絶対に!」
彼女はそれだけ言うと私の部屋から即座に走って出ていった。辺りに静寂が訪れる。
リオーネ……大好き。
Aには及ばないけど、大好きよ。
いつの間にか、私の頬に一筋の涙がつたっていた。
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これが____正真正銘、綺麗な涙。
オトヒメ「リオーネは……帰って来ますわ。」
確信は無いがそう思っていたい。彼女ならきっと大丈夫なのだから。
私は弱いけど、二人を守ってみせる______
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-リオーネside-
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彼女は待っててくれると誓ってくれた。
希望は見える。もし、絶望が待ち受けていようと……
走り出して5分。いつもの寮に着いた。
表札の前の塀に誰かがもたれ掛かっているようだ。
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????「遅いじゃねえか。セレディ先生が心配してたぞ。」
リオーネ「僕がセレディ先生の事嫌いって事分かっててその事言ったんでしょ。」
????「まあな。」
リオーネ「キョウジ……飴は学校でも必要なの?」
キョウジ「あのな、ここは寮の前だ。オーバーロードもまだ発動させた事も無い奴にだけは言われたくないね。」
棒付きの赤いキャンディーを口に含みながらまくしたてる彼にかちんときた。
僕は____Aちゃんの××だけど、まだオーバーロードは使いこなせない……
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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籠。(プロフ) - 葉月さん» そう?ありがとう!///お姉さん欲しいよね!あまり居ないと悲しくなる…(´・_・`) (2013年10月29日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 籠。さん» いやいや、龍はいい人だよ!私のリアはちょっと崩壊寸前…(^^; おぉ、良いね!私もお姉さん欲しいな!アニメの事話せる。リア友は…、うん、こっちもダンウォ見てる人全然居ない…。 (2013年10月28日 1時) (レス) id: 50e1fc8928 (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 葉月さん» 別の視点になってるって感じてくれるなんて嬉しい!o(*^▽^*)o私は良い人ではないよ><;;葉月ちゃん自身が私の妹だったらダンウォについて語れたのになぁ…;リア友とかダンウォ詳しく知らないらしいし…www (2013年10月24日 22時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 籠。さん» んー…確かにアニメに似るとアレかもだけど、龍のはアニメに程よく沿ってて、アニメの物語を別の視点から見れる感じだよね♪あ、それと、本当に龍は良い人だね〜!リア友に龍がいれば良いのになwww (2013年10月24日 0時) (レス) id: 50e1fc8928 (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 葉月さん» そうかな…アニメと似ちゃってるから私的には自分の小説はどうなんだろうwって思ってるwwwそんな事ないよ!><;;アドバイスさせて貰っただけでも嬉しいよ!/// (2013年10月23日 13時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:籠。 | 作成日時:2013年10月16日 22時